2017年7月5日
初登場17位 売上0.35万枚
DVD付、CDのみ
DVD付には「TOKYO GIRLS’ STYLE × GIRLS BAND ~赤坂屋内音楽堂~ [LIVE DIGEST]」収録。
CD Only盤には「water lily~睡蓮~(PARKGOLF Remix)」追加収録。
いつもはCD Only盤基準で配信が行われているが、今作では何故かDVD付のCD基準になっており、「water lily~睡蓮~(PARKGOLF Remix)」は配信されていない。
A4サイズ36P フォトブック仕様のミュージックカードとしても発売されている。
(2015年3月を持ってO社はミュージックカードを集計対象外としているが、販売自体は継続している。)
これまでシングルCDとして発売した作品はMVを発売の少し前にYou Tubeで公開していたが今作は7月4日にギリギリで公開された。
1.water lily~睡蓮~
連続でのHi-raによる楽曲。前作「predawn」と同じで平メロを延々歌い上げ、明確なサビが来ないまま進行。サビに該当すると思われるパートは前作同様に電子音主体のインスト状態になってしまい、今回は”ひらいていく~の♪”という歌メロが入るのみで実質サビが無い。サビ部分のインスト状態の電子音は文字通りにひねったというか、ねじったような変な電子音で、前作よりも難解な雰囲気。平メロも00年代初頭頃の非キャッチーなR&B系楽曲みたいな起伏の無さなので、前作に比べると今回の方が難解で地味な印象。音に浸れなければメロディーも印象が薄い…。それでも1番と2番で全員にソロパートが均等にあって4人4様の成長を感じられるところと前作から貫いている大人っぽさはこの曲の魅力だと思う。
★★★☆☆
water lily ~睡蓮~
東京女子流
2017/07/05 ¥250
2.illusion
この曲は2015年に各メンバー5人を1人ずつメインジャケットに起用して7インチシングル(アナログ盤)を連続リリースした際の1作で庄司芽生のソロボーカル曲。A面がリミックス(TJO & YUSUKEアレンジ)でB面がオリジナル(松井寛アレンジ)だったがその後のアルバム『REFLECTION』にはリミックスである「illusion(TJO & YUSUKE from BLU-SWING Remix)」が収録され、オリジナルは未CD化のままだった。そのオリジナルバージョンの初CD化となる。
当時から松井寛離れが始まっていて、電子音主体の新路線のアレンジをリミックス、松井寛をオリジナル扱い、もしくはその逆で新路線をオリジナル、松井寛アレンジの方を以前からやっていたRoyal Mirrorball Mixでリミックス扱いにしながら、徐々に松井アレンジがRoyal Mirrorball Mixのみになってきてオリジナル扱いされなくなっていき、ここ最近はRoyal Mirrorball Mixも消え去り、松井寛は関与しなくなっている。そんな中で引っ張り出してくるとはタイミングが微妙だ。松井寛を求めるリスナーの要望に応えたのか、C/Wを用意しなかったので未CD化の音源を引っ張り出してきたのか…。
「illusion(TJO & YUSUKE from BLU-SWING Remix)」は別アレンジというよりかは間奏が延々長かったりしてリミックス曲っぽさが強く、さらに庄司のボーカルが終始加工されているので松井寛のオリジナルアレンジなら加工無しのボーカルを聞くことが出来る…と思っていたらオリジナルでも加工ボイスだった。リミックスなので加工したのかと思っていたら加工なしのバージョンがそもそも存在しなかったとは…。楽曲自体は当時から松井離れが始まったのも正直納得できてしまうくらい、いつもの女子流。それでもリミックスよりはこっちのバージョンの方がいいとは思うんだけど、ボーカル加工しすぎなのは両バージョン共に残念。
★★★☆☆
illusion
東京女子流
2017/07/05 ¥250
CD Only盤のみ
3.water lily~睡蓮~(PARKGOLF Remix)
女子流のリミックスは以前は松井寛による別アレンジ、近年はHi-raと松井寛によるそれぞれのアレンジ…といった感じで別アレンジに近い形式が多かったが、今作はDJ系のリミックス。トラック自体はそんなに主張してなくて別アレンジのようにも聞こえるが、肝心のボーカルが全面加工されていて歌が遠くなってしまっているのでこうなってしまうとどうにも…。
★★☆☆☆
DVD
TOKYO GIRLS’STYLE × GIRLS BAND~赤坂屋内音楽堂~[LIVE DIGEST]
久々にバックバンドを入れての生演奏でのライブを13分程度のダイジェストで収録。バックバンドは全員女性で、かつての土方隆行らが演奏していたようなすさまじさは正直ないが、松井寛時代の楽曲が改めて4人の形で楽しめる。新井ひとみは元から安定していて、5人時代末期にかけて庄司が徐々に成長、中江は小西のパートを引き継ぐことが多かったが安定感に欠け、山邊は正直あまりうまくない…という感じで新井ひとみ以外の3人は調子が不安定という印象があったが、相当な成長を重ねたのか全員確かなスキルアップを感じさせる仕上がり。中江・山邊の安定感が増して底上げされた印象。
惜しむべくはこれまで割と1回見れば十分なようなインタビューやら語りやらメイキングでけっこう長めに収録していたのにお値段そのままに13分程度のダイジェストは短い…。
avex trax (2017-07-05)
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