2017年10月11日
Type-A,B,C,D,通常盤
初登場1位 売上110.7万枚
1,2曲目は共通、3曲目が5種全て異なる。
A~DのDVDには1,3曲目のMVと「あさひなぐ」関連のドキュメントが起・承・転・結の4分割で収録されている。
タイアップ先映画の公開に合わせて前作から2ヵ月という過去最短の間隔でのリリース。
映画『あさひなぐ』のプロモーションが開始されていたため、前作発売前から既に曲名が明らかになり、ツアー途中の8月からはライブでも披露されていた。
今作発売直前に伊藤万理華が卒業を発表したため、伊藤万理華の最終参加作。
また前作発売後に年内卒業を発表した中元日芽香は今作には既に参加していない。
中元に続いて前作アンダー曲「アンダー」の呪縛により体調不良でライブやイベントへの欠席が続いていた北野日奈子はジャケット及び今作では選抜メンバーとなった表題曲「いつかできるから今日できる」には参加しているものの、発売後のTV出演やその後のアンダーライブ九州公演(前作仕様なので北野はアンダー)も連続欠席となった。アンダーツアー終盤と東京ドーム公演にはなんとか参加したものの、その後1年前から体調不良で良くならない(悪化した)事を理由に休養が発表された
1.いつかできるから今日できる
映画『あさひなぐ』主題歌。舞台版、映画に出演したメンバー+どちらにも参加していない選抜常連メンバーの秋元真夏、高山一実、星野みなみという構成。このため前作で選抜デビューした3期生は不参加。センターは主役の旭をそれぞれ演じた西野、飛鳥。
しっとりと清楚な雰囲気を漂わせた「君の名は希望」以降、年に1度は必ず出しているような乃木坂46ド王道な印象の楽曲だが、電子音がイマドキ風味にかかっているのが特徴的。一大プロジェクトの主題歌だけあって気合十分な名曲。
また表題曲では初めてのソロパートリレーが展開。西野→白石→飛鳥→堀が1番、衛藤→生田→生駒→桜井(桜井だけWボーカルに聞こえる)が2番を担当している模様。で、この冒頭の部分、キーもけっこう高くてほとんどのメンバーが後半部分が高くてキツそうなんだけど、よりによってこれでTVでも生歌を披露したもんだから毎回盛大に声も音程も震えまくる事態になり、乃木坂には歌唱力メンバーがいないのが弱点などという4人のこの歌唱だけ見てテキトーに書いたようななネット記事まで出回る始末。今まで口パク、ユニゾンで通してきたのにどうしてこうなった…。
明らかに2番の方が安定感があるはずなのに(特に生田)、2番はTVではカットされてしまう。最も歌唱面で信頼できる生田を何故に2番の2番目送りにしてしまったのか。役柄で並べたわけでもないし…。今作の唐突なソロパートリレーとTVでの生歌披露はかなり唐突で謎だった。
★★★★☆
2.不眠症
センターは3期生の久保史緒里、山下美月。ここのところ2曲目は選抜メンバーと同じパターンが多かったが、今回は前作表題曲よりさらに3期生を2人追加してその追加した2人をセンターに配置(ただしMVが無いのでライブでしか見れない)。前作のC/Wの歌唱メンバーがほとんど全部同じようなメンツになっててあまりにも適当だったので今作は変化させたのだろうか。電子音の強めのシリアスなダンスナンバーだがパフォーマンスを見ないとイマイチ印象が…。
★★★☆☆
Type-Aのみ
3.まあいいか?
TVではよく微妙な距離感をネタにしたやり取りが見られる2人による初ユニット。白石も別にそんなにうまくないのに音痴を公言している真夏さんとデュエットなんて大丈夫なのかと思いきや、序盤は台詞のようなメロディーで乗り切り、それ以外では自動なのかちゃんとやっているのかハモっていたりとけっこうサマになっている印象。けっこう印象に残ってユニットとして面白い曲だが、出来れば軍団の方をもう少し…。
★★★★☆
Type-Bのみ
3.失恋お掃除人
若月が3期生3人を従えて結成した「若様軍団」による楽曲。番組での脱マジメ化計画企画でユーモア教室を訪れた際、ユーモア・スピーチ・コンサルタントの若林一声により授けられた謎の箸芸「箸くん」ネタがあまりにシュールで意味不明すぎて逆にインパクトがあってウケたため、独自の持ちネタとした(その後若月はほぼ常に懐に割り箸を仕込んでおり、一部CMなどでも何故か箸を持っているという小ネタを仕込まれる事がある)若月の真面目コミカルな一面を拡大したような楽曲。お掃除だけにサササのサッサー♪はサビ以上にキャッチーでインパクトがある。
★★★☆☆
Type-Cのみ
3.My rule
アンダー曲。センターは樋口日奈。シリアスな曲調なのでほんわかした樋口よりも寺田の方がセンターっぽい気がするけど…。予想以上に前作「アンダー」が反響を呼び、センター2名を追い込んで決定打を与えたためか(中元卒業、北野体調不良で休養)、今作は自分の意志を強く持てみたいな前作のアフターフォローに走ったんじゃないかというような歌詞なのが印象的。
特にサビ後半の“何でもそうよかったんだ 困難と向き合うこと 何があっても逃げ出さない 意志を試したかった”とかあんな酷い歌詞をメンバーに突き付けたことに対する完全な言い訳に思えてくる。
曲自体はカッコいいけど、これまでの歴代の曲に比べるとイマヒトツな印象。前作「アンダー」で積み上げてきたものが全部崩れ去ってしまったような感覚になってしまったのも痛い。
★★★☆☆
Type-Dのみ
3.僕の衝動
3期生楽曲。センターは伊藤理々杏。電子音強めのシリアスなダンスナンバー。今回はフレッシュ感が無くなっていて、48系列のC/Wでも最近量産されているような感じの曲なので今作の中では印象が薄い。
★★★☆☆
通常盤のみ
3.新しい花粉~ミュージカル「見知らぬ世界」より~
生田のソロ曲「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」に続くミュージカル調の楽曲。ルックスは3期生の中では1番かなと思っていたけど久保史緒里がここで予想以上の演技&歌唱の才能を発揮している印象。かなりミュージカル歌唱が板についてきた生田と並んで歌っても渡り合っている。既に舞台での演技はメンバーやファンの間でも評価が高いらしい。これは期待の逸材だ。
★★★★☆
DVD
1.いつかできるから今日できる Music Video
ダンスシーンと映画の流用映像、そして舞台版主演の飛鳥を中心としたなんとなくな「あさひなぐ」イメージ映像で構成。シンプルだが圧倒的な「美」を感じさせ、これぞ乃木坂46といった奇をてらわない直球なMV。唯一残念というかAメロのソロパート繋ぎは基本そのメンバーのリップシーンを出しているのに2番冒頭の衛藤のソロパートは別の映像が完全に被ってて衛藤が全く映らない部分。編集ミスではないと思うが限りなく編集ミスに近い編集じゃないだろうか。
以下Type-Aのみ
2.まあいいか? Music Video
様々な衣装を披露しながら2人が小ネタ的なギネス記録挑戦で対決するという内容が仕込まれた内容。対決はマジでやったらしくリアクションも素っぽい。改めて真夏さんの愛嬌の良さはNo.1だなと思う。
3.「あさひなぐプロジェクト」起
舞台と映画で展開した「あさひなぐ」のドキュメントを無理やり20分ずつくらいに4分割したもの。ここではプロジェクトの発表と映画の撮影に至るまでの舞台裏。
以下Type-Bのみ
2.失恋お掃除人 Music Video
コミカルな内容だが、失恋には関係なく、事件の後処理を担当する刑事課の面々という設定でコミカルなストーリーが展開する内容。基本的には若月と3期生3人という編成だが、3期生の山下美月を特に押し出していきたいという意向が見え隠れし、若月と山下、あともう2人いる…みたいな編成なのは他の軍団に比べるとやや露骨に見えてしまうところがある。
3.「あさひなぐプロジェクト」承
こちらでは映画の撮影終了まで+ようやく舞台版の触りだけという内容。
以下Type-Cのみ
2.My rule Music Video
複雑なダンスシーンを中心にしたシリアスな内容。あからさまに何らかの人文字を描いているっぽい変なフォーメーションでダンスが繰り広げられ、最後にはしっかりその種明かしも行われるがその内容があまりにも唐突すぎて何でそうなったのかさっぱり分からない。
3.「あさひなぐプロジェクト」転
ようやく舞台版のドキュメント映像。
以下Type-Dのみ
2.僕の衝動 Music Video
文明が退化した近未来世界でのSF的なストーリーが展開。最後が超大作CGになってしまうのは唖然だが監督が西野七瀬の化け猫の個人PV作った人らしく納得。与田・大園・山下・久保辺りではなくて伊藤理々杏を初センターに起用したのは意外だったけど、割と固定しない方針なのかもしれない。それにしても与田と大園は主演級なのに山下と久保がほとんど目立たないのはなぜかと思ったけどMVのない2曲で2人はセンターである事、山下は若様軍団で目立っているし、久保はMVは無いが生田とデュエットで「新しい花粉」歌ってるからバランスか。
3.「あさひなぐプロジェクト」結
映画・舞台両方のキャストが集合した舞台挨拶の模様+ツアーでTVサイズで披露された「いつかできるから今日できる」を収録。TVでも生歌披露だったが、このライブでも生歌。そしてやっぱりガタガタ。こんなん映画がBD/DVD化される時の特典映像でいいじゃないかという1回見れば十分なドキュメントを4分割っていうのはまあ多忙でしょうがないんだろうけど、次回作はやはり個人PVで頼む…。
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