この世界で/家入レオ

2019年1月30日
アニメジャケット限定盤
初登場20位 売上0.96万枚
初登場22位 売上0.4万枚(完全生産限定盤のみアルバム扱い)
初登場28位、最高15位 売上1.5万DL

初回盤はMV&メイキング収録のDVD付。
完全生産限定盤は別バージョンやライブ音源等を除くアルバム未収録のC/W11曲をまとめたアルバム『B-Side Collection』付属。このためO社では完全生産限定盤のみ別集計でアルバムとしてランクインさせられた
アニメジャケット限定盤は本編CD1枚のみで実質的な通常盤の役割となっている(レンタル屋では概ねこれを入荷している模様)。

本編CDは3種共通。通常盤が存在しないため、3種全てが限定盤となっている。

レンタル屋にアルバム扱いで完全生産限定盤も入荷されていたが、C/W複数商法でのライブ音源や別バージョンは未入手のものが多数あっても、1stから全シングルレンタルしてきていて『B-Side Collection』収録曲は既に全曲所有していると思うのと改めて聞くほど聞きたい感じでもないのでそちらはスルーした。ただ強いイメージを強調していた初期でもC/Wではもう少しリラックスした佇まいを見せていたので、聞いたことないリスナーであれば家入レオの当時のイメージよりも柔らかさを感じるんじゃないかと思う。

1.この世界で

映画「コードギアス 復活のルルーシュ」オープニング主題歌。配信で最初に出した「Relax」やアルバム『TIME』数曲に続く元Galileo Galilei、現Bird Bear Hare and Fish尾崎雄貴による提供曲。雰囲気は「Relax」と似ていて打ち込み中心で凝った感じの雰囲気。聴き応えはあるけどあまり強いインパクトを残す曲ではないかなと。ただサビの高音部分でのボーカルの何だか憂いを帯びた感じはいいな。ボーカリストとしての深みを感じられる1曲。
★★★☆☆

2.Spark

自作曲。アレンジはSEKAI NO OWARIやゆずにも関わるCHRYSANTHEMUM BRIDGE。CHRYSANTHEMUM BRIDGEの保本真吾の1人オケ制作だが、と一緒に家入レオ本人のアコースティックギター演奏表記がある。本人の演奏がクレジットされたのは初めてじゃないだろうか。軽快な打ち込みアコースティックナンバー。初期に作られたイメージよりももう少し普通の人というか素を自作でずっと密かに出し続けているような印象はあるけど、今回もA面との作風の差がけっこうある。
★★★☆☆

3.もし君を許せたら(Piano Version)

前作のピアノアレンジ。清塚信也によるピアノとボーカルのみの演奏。非常にメロディーの強い楽曲だっただけにピアノ1本だろうとなんだろうとこの位置に収録されてしまうと前2曲の印象を完全に上回ってしまう(要するにこの曲越えられない)。そういう意味では次のアルバムでも他の曲を食い尽くしかねない危険な奴かもしれない、この曲。
★★★★☆

この世界で (初回限定盤[CD+DVD])
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