2019年7月24日
初登場15位 売上1.0万枚
エレファントカシマシのボーカルの初ソロCD。
ソロでの活動自体は18年10月の椎名林檎とのコラボ、11月のスカパラへのゲストボーカル参加に始まり、19年2月に配信「冬の花」で単独ソロデビューを果たしていた。
「冬の花」は未CD化のままとなったが、5月に配信されていた「解き放て、我らが新時代」はC/WでCD化された。
1.昇る太陽
共同プロデューサーが村山☆潤なので、バンドメンバー入れ替えただけで近年のエレファントカシマシ。ほぼ裏声と地声の狭間スレスレの無理やり押し上げるサビといい、ストリングスも交えた疾走感といい、突き抜けたポジティブなアップナンバー。これも近年のエレカシでやっていても全くおかしくない感じの曲で何故ここでソロ名義なのか正直良く分からない。一時期はバンドメンバー不参加でプロデューサーと2人だけでエレカシ名義の楽曲を作っていた事もあるくらいだったのに…。かつてエレカシで作ったアルバム『昇れる太陽』とタイトルが酷似しているのも何か狙いがあるのか…。
★★★☆☆
2.解き放て、我らが新時代
打ち込みのみで構成されたこちらは文字通りにソロっぽいアレンジの曲。曲自体はひたすらまくしたてる宮本節はソロだろうとバンドだろうとなんだろうとどこまでも宮本さん。
★★★☆☆
3.going my way
シンプルな4人組バンドサウンド。今作はギターサポートなしでギターは全部本人演奏。前向きさに満ちた若々しいポップロックナンバー。そんなにコアなリスナーではないのでここに来てソロ名義でやる意味が正直良く分からなかった。夏フェスにソロ名義で出ても普通にエレカシのヒットナンバーも歌ってたっていうし…。
★★★☆☆
昇る太陽(初回限定盤)(DVD付)
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宮本浩次
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