2019年8月14日
Type-A
初登場1位 売上28.5万枚
C/W3曲目、及びDVD4曲目と特典映像の内容が異なるA~C3種+劇場盤の4種発売。
特典映像はA,Bはライブ映像「Queentet Spring LIVE 2019 Zepp Namba(2019.4.11)」を2分割して収録。
CはMVメイキング映像。
前作(2月20日)リリース後に林萌々香、三田麻央(ここまでは山本彩最終参加だった前々作がひっそり最終参加)、岩田桃夏、城恵理子、大澤藍(ここまは前作が最終参加)が卒業。今作リリース直後に内木志が卒業(今作には既に不参加)。
さらに9月4日には太田夢莉が卒業を発表。その後10月になって11月発売の次回シングルで卒業センターを担当して最後となる事が判明した。
1.母校へ帰れ!
辛くなったら母校に帰って学生時代の初心を思い出せ(超訳)というビミョーに謎なナンバー。もっとすっかり大人になってから純粋な心を思いだそうみたいな曲は多いが、今作はせいぜい大学生か社会人1年目2年目くらいの若者が主人公に設定されているようで、意外と珍しい気がする。また現実的に言えば、昨今治安の問題から学校は部外者に厳しく、校門常時開放なんてのも前世紀までのイメージであり、実際に落ち込んだからちょっと行くかみたいなノリでアポもなしに母校に帰ったところで不審者扱いされる危険の方が高い(知っている先生とかいれば別だが)。こういうテーマが珍しいというかそういう問題があるから母校に帰れっていう発想で曲を書こうとは普通はあまり思わないんじゃないかなっていう。そういう意味ではとっても20世紀っぽい、策士家も還暦越えたしな…と老いを感じなくもない。
曲自体はド王道の48系アイドルポップナンバー。「サステナブル」がやたら原点回帰アピールしているが、それより前にもう原点一直線みたいなメロディーとアレンジなのでてっきりお馴染の作家陣かと思ったら永見和也という作家が作編曲。
NMB48 21stシングル表題曲
『母校へ帰れ!』
作編曲、ベース演奏で参加しています。アイドルの方の大きなステージでのライブを初めて観に行ったのがNMB48。NMBの良さを知り、今回自分が思うNMB48のド真ん中の王道をイメージして作りました!
MV素敵です!観てください!https://t.co/vE3MZMUFzF
— 永見和也 (@nagamikazuya) July 18, 2019
本人がこのようにコメントしているのでまさにド王道そのもののようだ。NMB48というよりAKB48、48全般の標準のような気がするが…。
★★★☆☆
2.僕だけの君でいて欲しい/Queentet
この名義では2曲目。2017年末の「ワロタピーポー」C/Wでユニット名なしで植村梓も加えた5人で歌唱した「Which one」が始まりとされ、実質3曲目。2018年の2シングルでは出番は無かったが(サントリーのCMにNMB48の持ち歌「ピーク」がQueentetバージョンで起用されるというのはあった)、今年になってからは2作連続で曲が用意され、単独公演も行っていて今作の特典映像に収録されたりとかなり活動が活発化していたが、まさかの太田夢莉卒業発表により、現メンバーで早くも最終曲となりそう。なんかもう少し女子力高い感出しまくりの意識高い系の曲かと思いきや割とすっきり聞きやすいポップナンバー。
★★★☆☆
Type-Aのみ
3.がっつきガールズ/Team N
3曲目はチーム曲枠。なんか物凄い速度でメンバーが辞めまくる上に、少し前にメンバーチェンジもあったようなのでGo! Go! チームN!とかコーラス連呼されても全く顔が浮かばない…。がっついて行こうぜ的な前のめり気味な元気アイドルポップ。
★★★☆☆
DVD
1.母校へ帰れ!(ミュージックビデオ)
制服学園モノという何だかものすごく今更感のある若手王道フレッシュ系の内容。NMB48ってそんなに若返ってたっけ…?一応歌詞に合わせて制服ではない現在の姿と思われるメンバーが高校時代を振り返っているっぽいテイストにはなっているんだけど、ダンスシーンまで制服だし、特にそこまで深くストーリーっぽくもなってなくて、出ているのはほとんどが制服姿メインになっているので一応過去設定のはずなのにあまり過去っぽくなってない。この曲なら普通に同窓会風のストーリーモノMVが定番だったと思うが何故今更新人フレッシュアイドルっぽい作風になったのか…。
2.母校へ帰れ!(ミュージックビデオ ダンシングバージョン)
恒例ダンスシーン(+リップシーン少々)のみで構成した内容。
3.僕だけの君でいて欲しい/Queentet(ミュージックビデオ)
Queentet、相当優遇されているのか通常MVが制作されないC/W共通2曲目枠でMVが制作してもらえる好待遇。曲はそこまでバキバキしていなかったが映像になると大人っぽい女子受けしそうなK-POPっぽい雰囲気。こういうのってそれこそIZ*ONEとかK-POPとかに行けばいいだけの話なので、48・46系列を好む男性ファンからはあまりウケるとは思えないんだけどどうなんだろうか。
以下Type-Aのみ
4.がっつきガールズ/Team N(ミュージックビデオ)
オシャレな一軒家でワイワイやってる楽しい感じの内容。この手のやつって割と定期的に出てくるイメージもある。
特典映像
Queentet Spring LIVE 2019 Zepp Namba(2019.4.11)その1
Queentet単独で行ったライブをType-Bと2分割で収録。といっても1時間とか入っているわけではなく14分程度と短め。このくらいだと知らない曲や知らないメンバーばかりでも何とか見通せるので良かった。ダイジェストではなくフル収録でQueentet名義の曲をやった後はそれぞれのソロ曲という構成。ソロ曲の方は持ち歌ではなく48グループの中からカバーをやっているようだ。前田敦子のソロ曲カバーしてるのだけは分かった。
それにしてもこのType-A太田夢莉が出ずっぱりすぎないか。「母校へ帰れ!」ではフロントだし、Queentet4人のうちの1人だし、「がっつきガールズ」ではセンターだし、特典映像もQueentetとして出てきてソロで歌ってる映像まであるし…。発売後の卒業を発表したので最後が近いという事での優遇だったのかなんなのか…。
母校へ帰れ!
NMB48
2019/08/14 ¥250
僕だけの君でいて欲しい/Queentet
NMB48
2019/08/14 ¥250
がっつきガールズ/Team N
NMB48
2019/08/14 ¥250
laugh out loud records (2019-08-14)
売り上げランキング: 5,942
laugh out loud records (2019-08-14)
売り上げランキング: 3,150
laugh out loud records (2019-08-14)
売り上げランキング: 10,069
laugh out loud records
売り上げランキング: 3,148
コメント