リブート/miwa

2019年8月14日
2019年8月2日(先行配信)
初登場12位 売上1.1万枚
初登場14位 最高9位 売上8.3万DL

リブート (通常盤) (特典なし)

1年3ヵ月ぶりのCDシングル。ベスト盤後に髪を切ってイメチェンしていたが、以後配信2作しか出ていなかったため、短髪でのCDリリースは初。このため改めて短髪になったニュービジュアルを前面に押し出した”リブート”プロモーションが取られた。

…がしかし直後に競泳の荻野公介とのデキ婚が発覚。ベスト明けイメチェンしてリブートして来年の10周年に向けて、というタイミングで見事に産休突入不可避となった。

直近の配信2作を初CD化でC/Wに収録。複数商法によりこの2曲とそのMVは初回盤A,Bに振り分けられた。通常盤には2曲とも収録。
初回盤Aは「タイトル」収録、「リブート」MV、「タイトル」MV収録DVD付。
初回盤Bは「RUN RUN RUN」収録、「リブート」MV、「RUN RUN RUN」MV収録DVD付。
通常盤は「タイトル」「RUN RUN RUN」両方収録。

CDはトップ10入りを逃すなど低迷したが、ドラマタイアップ効果により先行配信した「リブート」単独配信は初登場14位からCD発売後の3,4週目に10位に浮上するなど粘りを見せてヒットした。

1.リブート

ドラマ『凪のお暇』主題歌。作詞が杉山勝彦との共作だが、作曲はmiwa単独、編曲はakkin。NAOKI-Tとの共作まみれが続いていた中で作詞で杉山勝彦と共作しているのに作曲は単独で出来てしまうのがちょっと不思議な感じもするが…。直近だと「Live Fast Die Young」(18年1月配信、18年5月「アップデート」C/W)を手掛けたアレンジャー、元Aqua TimezのOKP-STARがベースというのも同じだがドラマーだけ交代したバンド編成。同曲同様にストレートなロックバンドサウンドなので、ほぼ固定状態になっていたNAOKI-Tサウンドとは一線を画すいつもよりガツンとしたロックナンバー。再始動の決意もあってか、非常に力強く、歌詞にしてもこれまでのイメージを覆していこうという意欲を感じる。というか途中からアイドル売りしすぎていただけでこれは「ヒカリヘ」より前の路線で普通に進んでいたら数年は早く到達していた境地に遠回りしてようやく着いた…とも言えるが、謎のハイキックパフォーマンスといい、世間的にも久々に強いインパクトを残して新たなる代表曲として打って出たような印象もある。ベスト盤のDISC-2以降ごぼう抜きの1曲だと思う。

結婚は普通におめでたいけど、相手の荻野公介は水泳の成績が振るわない中で休養に入りその間に子供作っていた事、復帰しても結局パッとしないところなど余計なバッシングを受けるのは確実だし、自身としてもこれだけリブート打ち出しておいてこのタイミングというのは最悪と言っていいくらいの間の悪さとしか…。事務所・レコード会社双方本当に頭抱えただろうな…。
★★★★☆

2.すべて捨てても

初期のアレンジャーの1人だったが制作体制省エネ化に伴い、NAOKI-Tへのほぼ1本化となり、3rdアルバム頃を最後にすっかり姿を消していたQuatre-M(Bluem of Youth松ヶ下宏之)が久々に編曲に登場。Quatre-Mの特徴としては丁寧にバンドサウンドというのがあり、今回もしっかりしたサウンドを聞く事ができる。出番がタイトル通りにすべて捨てるくらいじゃないと自分は変われないと繰り返す強めの内容。「リブート」といい明らかに歌詞の傾向が変わっているが、2曲そういった曲が並ぶことで「リブート」が単なるタイアップ用ソングではなく、miwa本人が変革の時期を意識してけっこう新たな気持ちで制作しているように感じられる。それだけにマジ間の悪(自主規制)
★★★★☆

初回盤A、通常盤のみ
3.タイトル

18年11月の配信シングル。この曲が髪を切ってイメチェンしての第1弾だった。
★★★☆☆

初回盤B、通常盤のみ
3.RUN RUN RUN

「タイトル」に続く今年2月の配信シングル。今作の中ではこれだけNAOKI-Tでこれだけ打ち込みのライトな作風。またこれだけ作詞も作曲も共作。今作の中では最もここ5年くらいのmiwaっぽい1曲。
★★★☆☆

リブート (初回生産限定盤A) (DVD付) (特典なし)
miwa
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