3-2/HKT48

2020年4月22日
Type-A,B
初登場1位 売上19.6万枚
初登場23位 売上0.03万DL(Special Edition)

B085NT2M7W

1年ぶりのシングル。前作も11ヵ月ぶりだったがこれを越える最長ブランクとなり3年連続シングル1枚ポッキリとなる見込み(今年もう1枚出せる状況とは到底考えられないため)。

3種で3曲目C/Wが異なる。DVDは3曲目MVと特典映像が異なる。配信では初めてSpecial Editionとして全曲セットで配信された。

デビュー以来一貫してA,B,C,劇場盤の4種発売だったが、48グループ省エネ削減の波により、初めてCが廃止され、A,B,劇場盤の3種発売へとグレードダウンとした。

一方でCDの3曲収録は継続、DVDの内容は1種減ったもののグレードアップしており、通常MVが制作されない共通C/W枠の曲含めて1種に3曲のMVを収録し(これまでは2曲)、特典映像の制作も継続した。

AKB48本体でさえ2曲収録、STU48に至ってはDVDが全種共通表題曲MV1曲ポッキリにまでグレードダウンしている中で、1種減ったものの運営会社が各グループ変更になったダイレクトな差が生じ始めている…のかもしれない…。

2週目に23位まで急落したが3週目に0.7万枚で1位に返り咲いた。

1.3-2

運上弘菜、上島楓、神志那結衣、田島芽瑠、田中美久、地頭江音々、豊永阿紀、松岡菜摘、松岡はな、松本日向、水上凜巳花、村重杏奈、本村碧唯、森保まどか、山下エミリー、渡部愛加里

センターは運上弘菜。みんな大好き杉山勝彦作品(作曲単独、編曲は谷地学と共作)という事でどこかしっとりとした坂道感のある良メロナンバー。HKT48もだいぶ大人になったと見るべきか(最近年1でしか見ないので最早親戚の子感覚だが…)。どちらかというと欅坂46が反抗路線辞めて再始動するのにこのくらいの路線から入ればちょうどいいんじゃないかと思えるような適度なシリアスさがいい感じ。一方で歌詞は親友の彼女に惚れて苦悩する三角関係の純情少年の心情を歌っていて3-2はクラス(さんのに)の事ではなくただの算数(さんひくに)で曲中では3-1、3÷2、2-2なども登場する。こちらはいかにも秋元康っぽいし、坂道より48系って感じ。
★★★☆☆

2.おしゃべりジュークボックス/HKT48 栄光のラビリンスCM選抜2020

秋吉優花、荒巻美咲、上野遥、小田彩加、上島楓、栗原紗英、堺萌香、坂口理子、坂本愛玲菜、清水梨央、武田智加、田島芽瑠、地頭江音々、豊永阿紀、渕上舞、渡部愛加里

公式スマホゲームのCMタイアップというセルフタイアップ用楽曲。アレンジャーがおなじみ野中“まさ”雄一という事でド王道の明るいアイドルポップ。
★★★☆☆

Type-Aのみ
3.キスの花びら/Chou

神志那結衣、栗原紗英、松岡菜摘、松本日向、宮崎想乃、森保まどか、山下エミリー

Chou(シュー)というフランス語で「かわいい」という意味の呼びかけの言葉を由来としたユニット曲。全員が160cm以上でHKT48の中でビジュアルとスタイルが良いとされるメンバーとされている。2017年のじゃんけん大会出場のために神志那結衣以外の6人で結成され、結果は残せなかったものの近いタイミングでリリースされたアルバム『092』に初の楽曲「パッションフルーツの秘密」が収録されていた。2018年のじゃんけん大会出場時に神志那結衣が加入して現メンバーとなったがやはり敗退していた。

ラテン風味のダンスナンバーで少し大人っぽい雰囲気。真新しさはそんなにないけどラテン風味が特徴になっていてそれなりに印象には残る。
★★★☆☆

Type-Bのみ
3.How about you?/Lit charm

今田美奈、今村麻莉愛、上野遥、熊沢世莉奈、坂口理子、下野由貴、竹本くるみ、松岡はな、本村碧唯

ダンスレッスンのハイクラスからさらに厳選されたメンバーによるダンス選抜ユニット。今作が初の楽曲となる。

パワー溢れるガツンとした青春系ロックナンバー。ロックバンド風のオケだけでなくブラス風の音色も盛り込まれれいるのでけっこうド派手な印象。
★★★☆☆

DVD

1.3-2[MUSIC VIDEO]

以前は変に予算があったため地元をあまり生かさずに富士山にロケしに行っちゃったりとかしていたが、ここに来てようやく福岡拠点なのを生かしたように現地の自然風景を生かしたダイナミックな映像。メンバーが個々が持っていたリボンが最後の方では1つの大きな旗になるという演出も含めてシリアスな雰囲気になっているが雄大な自然風景がより印象に残る。ただ一方で3年連続のシングル1枚ポッキリ、すなわち毎回1年ご無沙汰となればメンバーが覚えられるはずもなく、わずかな知っているメンバーもどんどんいなくなった今、全く分からん…。初期のセンターだった田島芽瑠もハーフの子だった村重杏奈成長しすぎて当時の印象とだいぶ変わってるしな(よく見れば分かる程度)…。

2.おしゃべりジュークボックス[MUSIC VIDEO]

教室風セットの中でのサビ中心のダンスシーン+それ以外は1人~数名ずつのリップシーン&わちゃわちゃシーン、終始アイドルスマイル全開というド王道の明るいアイドルMV。曲もMVも実に王道。素直に王道を楽しめばいい正しく王道な1作

以下Type-Aのみ
3.キスの花びら[MUSIC VIDEO]

大人っぽいシリアスな表情のみの雰囲気モノ。ダンスカットが出てくるわりに意外と少なく、大半がイメージシーンか動かない歌唱シーンばかりでダンスシーンが中心になるのはほぼイントロとアウトロに集中、他で少し出てくるダンスシーンは一切歌ってないので歌いながら踊る用のダンスが出来ていなかったのか…?

4.HKT48 TikTok ショートビデオ ノンテロップver. Part 1

TikTokを使っての映像を13,14分ほど収録したもの。TikTokというとリップシンクや簡易な映像加工を主体として若者の間で流行っているとされているが、今作に収録されているのはただのスマホ撮影ムービー集。というのもノンテロップver.としているので元々は何らかの加工があったのかもしれないが、TikTok特有の機能なんかは一切使用していないのでただの自撮りムービーだし、面白くも無いので全編早送り…。スマホサイズなので空いている脇のスペースに常に撮影者とモデルのメンバー名とアイコン写真が出ているのは親切設計だが、主に1対1、もしくは数名で特に意味のないわちゃわちゃ映像を撮りあっているだけ、というメンバーのSNSやインスタ、モバメ等でやってそうな代物。これは別にTikTokじゃなくてもいいし、そもそもDVDにもしなくてもいいのでは…。

以下Type-Bのみ
3.How about you?[MUSIC VIDEO]

夜のガソリンスタンドでのダンスシーンを中心にメンバー個別の工場や砂浜でのソロダンス、砂浜を何処かへと突き進んでいく全員などダンス中心にしつつ衣装含めてストリート系っぽい雰囲気。アイドルっぽくはないがリアルにストリート系のメンバーばかりではなく、カワイイ系のメンバーがちょっと背伸びしてかっこつけてます感が微笑ましかったりもして雰囲気の割には完全にそっちに行ききらないところが実にアイドルらしくてそこが良い感じ。

4.HKT48 TikTok ショートビデオ ノンテロップver. Part 2

Part1と同じ内容。特典映像が何もないよりはマシとはいえ、一時期はロケ番組を丁寧に収録していたことを思うとここにもやはりグレードダウンの波は押し寄せているな…。

 

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