ごめんねFingers crossed/乃木坂46

2021年6月9日
2021年6月2日(配信)
初登場1位 売上67.9万枚
アルバムDLチャート初登場1位 売上0.7万DL(Special Edition)
初登場19位 売上0.9万DL(ごめんねFingers crossed)

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前作から5ヵ月ぶり。
46系は発売形態、内容のグレードダウンは無く、今回もBlu-ray付A~D、通常盤の5種発売。
C/W3曲目とBlu-rayの2曲目のMV、特典映像が異なる。
特典映像の個人PVはそもそも近年は制作されない事の方が多くなっており、制作されても選抜のみ、4期生のみ、3,4期生のみなど一部メンバーに限られていたため、全員収録は2017年の『インフルエンサー』以来。

卒業を発表した松村沙友理、伊藤純奈、渡辺みり愛の最終参加作。松村沙友理は「ごめんねFingers crossed」「全部 夢のまま」とソロ曲「さ~ゆ~Ready?」の3曲に参加。3曲全てMVもある。伊藤純奈、渡辺みり愛はアンダー曲「錆びたコンパス」のみの参加(MVも制作)。

7月4日に大園桃子が卒業を発表、9月までの活動で完全引退という事で最終参加作となる事が判明した。




1.ごめんねFingers crossed

樋口日奈、早川聖来、筒井あやめ、大園桃子、岩本蓮加、清宮レイ、田村真佑、新内眞衣
秋元真夏、梅澤美波、星野みなみ、松村沙友理、生田絵梨花、久保史緒里、高山一実
与田祐希、齋藤飛鳥、遠藤さくら、山下美月、賀喜遥香

センターは遠藤さくら。選抜人数は前作から1人増の20人で、卒業した堀以外の18人は前作からそのまま選抜+早川聖来が初選抜、樋口日奈が選抜復帰。
新たな乃木坂46というかスタイリッシュでクールな感じ。みんな大好き杉山勝彦がAPAZZIとの共同作曲だが編曲はAPAZZI単独でAPAZZI要素が強そう。最近だと櫻坂46がC/Wでやりそうな感じの曲だが、どちらかというとYOASOBIで決定的となった高速ピアノ系ポップというトレンドを取り入れて時代についていこうとしている感じ。さすがにこれみよがしにピアノを強調して転がりまくらせてはいないものの、坂道トップとして時代に適応していこう的な狙いはビシバシ感じられる。学生向けだった前作から一転して大人の失恋ソングといった装いもあって遠藤さくらよりは飛鳥センター、もしくは前作の山下センターと今作の遠藤センターはイメージ的に完全に逆だったのではないかとも思うが…。
★★★★☆

2.全部 夢のまま

秋元真夏、生田絵梨花、岩本蓮加、梅澤美波、遠藤さくら、大園桃子、賀喜遥香、久保史緒里、齋藤飛鳥、新内眞衣、清宮レイ、高山一実、田村真佑、筒井あやめ、星野みなみ、松村沙友理、山下美月、与田祐希

センターは与田。卒業した堀を除く前作選抜と同じメンバー。選抜スライドのままの事が多い共通収録枠だが今回は選抜とは違うメンバーかつ違う配置で単独センターで与田となっているほか、MVによれば星野・筒井が脇を固めている模様。SMAP感でバズった4期生曲の方向性を今回はここで少し醸し出してみた感のある昔ながらのアイドルポップス。YOASOBI風トレンドだけでなく、昔ながらの方向性もしっかり押さえているのでコントラストが良い。
★★★☆☆

Type-Aのみ
3.大人たちには指示されない

伊藤理々杏、岩本蓮加、梅澤美波、大園桃子、久保史緒里、阪口珠美、佐藤楓、中村麗乃、向井葉月、山下美月、吉田綾乃クリスティー、与田祐希

3期生曲。センターは岩本。大園卒業に伴い、加入当初からの3期生フルメンバーでの最終曲となったが残念ながらMV制作が無い…。代わりに3期生ライブで先行披露していたライブ映像がYouTubeで公開されている。

タイトルからして想像通りの大人たちへの反抗系ナンバーで初期の闇落ちしすぎる前の欅坂46路線そのまま。というか欅坂用のストックにしていたがあまりに病みすぎて大人たちへの反抗どころじゃなくなったのでそのままお蔵入りしていた曲なんじゃないかと思うくらい初期3シングル辺りのC/Wに入ってそうな1曲だ。
★★★☆☆

Type-Bのみ
3.ざぶんざざぶん

与田祐希、筒井あやめ

初の組み合わせによるユニット曲。2人組ユニットとしてはちょいとヘンテコな世界観の楽曲が多い(飛鳥・堀・星野辺りが参加していたユニット)イメージがあるが、その系譜に沿ったちょいとヘンテコな感じが漂うポップナンバー。2人の声はまずまずな感じであまり特徴は無いか。
★★★☆☆

Type-Cのみ
3.さ~ゆ~Ready?

松村沙友理

卒業する松村沙友理の初ソロ。定番の卒バラではなくバリバリアイドルポップナンバーというのが松村らしく、エンターテイメントに振り切った松村劇場とでもいうべき自身の世界観が炸裂しまくる。決して崩さないカワイイ声での歌唱はヘロヘロながらアイドルとしてのプロ意識も感じられる。卒業ソングは完全に本人への宛書なのはいつもの事だが今作に関してはほとんど本人作詞なんじゃないのかというくらい松村が策士家に伝えた事を策士家がそのまま歌詞にしたような内容。楽しい最終曲となった。卒業ソロ曲って例外なくほぼ聞かないと思い出せない、全部バラードというイメージしかないが今作は卒業ソングの中では記憶される曲になるだろう。

一方でさゆりんご軍団は相次ぐ卒業によって寺田蘭世だけになってしまったので、さすがにさゆりんご軍団としての最終曲というわけにはいかなかったという事情もありそうだ(ライブには卒業メンバーを呼べても曲まではさすがに2人では…)。
★★★☆☆

Type-Dのみ
3.錆びたコンパス

伊藤純奈、伊藤理々杏、北野日奈子、阪口珠美、佐藤楓、鈴木絢音、寺田蘭世、中村麗乃、向井葉月、山崎怜奈、吉田綾乃クリスティー、渡辺みり愛、和田まあや

アンダー曲山崎怜奈が初センター伊藤純奈、渡辺みり愛の最終参加曲。今作でも4期生は合流せず3期生までの参加となっているが、1期生はついに和田1人だけとなり、新内以外の2期生全員+3期生のアンダーというやや偏った編成となった。ほとんど2期生曲じゃねーか。
山崎怜奈は学業優先で一時休業した事もあり、大学進学を果たして以降も全員曲とアンダーと2期生曲以外に参加曲無し(ユニット参加ゼロ)、フロントも「風船は生きている」でセンター渡辺の脇を鈴木と固めていたというのがポジションでのピークだったのでまさか今更センターになれるとは思わなかった。ただ先を行く者がいない文化人系タレントとしての地位を築きながらついに2020年秋より4年半続いていた高橋みなみがやっていた月~木のTOKYO FM昼2時間生放送枠『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』で単独パーソナリティを担当する事になり、ラジオパーソナリティとしてより高い評価を得るようになり1人だけ別次元の領域に達していた。当然昼の帯のラジオ生放送を担当する現役アイドルは前代未聞である(番組名に乃木坂46が入らず個人名での冠番組であり、リリースやライブが近くない限りは他のメンバーのラジオのように乃木坂46ファン向けの内容ではなく一般リスナー向けの内容となっている)。

堂々たる功績をもってついにセンターとなっただけあって、今作の中でも異色の力強いロック系のナンバー。前向きな歌詞も含めて努力を重ねてきた山崎怜奈に合わせに行っているかのような内容で説得力が違う。間違いなくアイドル山崎怜奈の代表曲になると思う。ソロパートも聞くことができるが本人苦手だという割にヘロヘロではなく割と芯のある歌声だし、話し声と近いのですぐに山崎怜奈だと分かるいい声を持っていると思う(「風船は生きている」の時も鈴木とのデュオパートでは山崎の声だと割とハッキリわかるくらいに聞こえた)。あわよくば今後も歌っているのを聞きたいが…どこまで在籍してくれるか…。
★★★★☆

通常盤のみ
3.猫舌カモミールティー

遠藤さくら、賀喜遥香、掛橋沙耶香、金川紗耶、北川悠理、黒見明香、佐藤璃果、柴田柚菜、清宮レイ、田村真佑、筒井あやめ、早川聖来、林瑠奈、松尾美佑、矢久保美緒、弓木奈於

4期生曲センターは田村真佑で初センター。センターサイドを固めるのは新4期生の松尾・弓木となっているなど新鮮なポジション配置となったが3期生曲同様に今回は4期生曲もMV制作枠から外される始末。3期生同様に先行して披露していらライブ映像がYouTubeで公開されている。

4期生曲「I see…」が表題曲よりバズって前作でも方向性を踏襲していたのに、今回はSMAP感路線は「全部 夢のまま」の方に回されてしまい、今作はなんか普通のアイドルポップ。策士家得意パターンの1つである単語組み合わせによるキャッチーさ(「ロマンティックいか焼き」的な)でそれなりに耳には残るのだが…MVは見たかった…。

あと握手会が封じられてからやけに平メロでのメンバーソロパート回しが増えている印象だが今作では歌いだしのセンター田村のソロだけでなくそのまま脇を固める松尾・弓木のソロパートとなり、以降も数名ずつで歌い繋いでいくなどパート分けをちゃんとしているのが印象的。終始ユニゾンって全く面白くないので今後もこういう傾向が続くといいな。
★★★☆☆

Blu-ray

1.ごめんねFingers crossed-music video-

茨城の鉄鋼プラントでのロケでカーレースを主体とした今までにないスタイリッシュな映像。このスタイリッシュさの中でセンターが遠藤さくらなのは楽曲以上にちょっと背伸びさせている感が否めないが(これ系だと飛鳥かまだ前作センターの山下の方が雰囲気似合うだろう)…今後の成長込みの期待という事なのか。色々細かい設定がありそうだがスピーディーに流れていくのでストーリー自体は映像だけでは良く分からず、なんかチーム戦のレースが始まって最後遠藤さくらが急加速で逆転勝利した、くらいしか明確なところがないが特設サイトでは設定の説明もされている。またスピンオフドラマもYouTubeで公開されたがスピンオフ過ぎてそれだけ見ると話も設定も良く分からず混乱する。

以下Type-Aのみ
2.全部 夢のまま-music video-

センター与田が豪華な洋館の中を彷徨いながら住人たちの様々なちょっかいに翻弄されながら突き進んでいくというストーリーがあるんだかないんだかのにぎやかかつ豪華な感じの内容。センター与田のサイドを固めるのが星野・筒井でちっちゃい・かわいい系のメンバーで前列を固めているので割と大人っぽい雰囲気の映像だったのは意外。

3.伊藤理々杏
ワープ!!!

いきなりクリエイター系のサイケな映像&言っている事とサイケな映像がかみ合っていない意味不明な内容でかなりげんなりする。

4.梅澤美波
梅色

ストレートに歌モノ。良い。

5.遠藤さくら
言えない。

先輩に告白できないまま終わる青春ドラマモノ。なかなか言い出せない感じが本人のイメージには合っているか。

6.大園桃子
ももことまめぞうと

猫視点でほんわかした桃子との日常を追体験できるほのぼのとした内容…と思いきや終盤にサイコホラーであったことが判明するというひっくり返しっぷりが凄い。しかもこういう実は狂気だったという病み系をやらせると抜群に上手い。良くも悪くもこの不安定さ、染まらなさが魅力でもあったが(方言もずっと抜けずに純朴イメージのままだったし、「らじらー」とかもかなり素のままやってる感じだったし)、厳しい芸能活動は合わなそうでもあり、それでも懸命に頑張っているなという感じはしていて正直いつ辞めてもおかしくないところもあった。3期生4期生の中で最初の卒業者となってしまったのは残念だし、もう少し見たかったけど、それよりも幸せになってほしい感じの子ではある。でも芸能界以外でこのまま生きるのは苦労しそうでもある。そのままの桃子でいいんだよと言って引き留めてくれたり仲間だと言ってくれたり優しくしてくれる事ってたぶん芸能界辞めて一般職についたとしたらまずそんな甘い事は無いわけで…。

7.筒井あやめ
エリート社員 筒井あやめ

エリートを気取っているがダメダメなドジOLというコメディ。1人ドタバタしているのがかわいいアイドル王道モノ。

8.中村麗乃
兄、不在。

久々に兄に会いに出向いたら兄不在で彼女しかいなくてちょっと気まずい時間が流れるというドラマモノ。この人はかなりの美人に成長してスタイルも良いがすっかり不人気地味メンで定着してしまった。これは加入当初のもっさりとした暗い雰囲気&話が通じないほどの頭悪そうイメージ(和田まあやと真逆の明るくなく笑いにもできない馬鹿という1番扱いにくい腫れ物的なやつ)が浸透してしまった影響がかなり大きかったと思う。

9.林瑠奈
ABC予想解説してみた

そのまま勉強モノ。監督が大学の数学や物理の解説をやっているYouTuberなので監督のやっている事をそのままやらせたというもので内容は全く面白くはない。林瑠奈は何をやらせてもある程度は面白くできる人だがこればかりは仕方ない。これもまたクリエイター系か。

10.星野みなみ
星野みなみのとにかくかわいいかるた

マイペースさとかわいさにブレが全く無い、というのは実は凄い事なのでは。変わらない凄さというか。

11.吉田綾乃クリスティー
わたしをさがして

名前を忘れて思い出そうとするコメディ。この何をやってもあまり印象に残らないところが現状そのままというか…。加入時名前ネタでの1発屋的なイメージなんだけど(近く海外移住のつもりで両親が外人風の名前もつけたが計画が頓挫したため名前だけ残ったのでハーフでも帰国子女でもない)まだ名前ネタという辺りもどうもなぁ…。年齢的にも3期最年長で既に25歳を越えているが、かつての新内のような上がり目も全く見られないし状況はなかなか厳しい…。

12.和田まあや
血液型

世にも奇妙系ドラマかと思いきや特に何のオチもなく、盛り上がらないまま終わってしまう。面白くなりそうだったのに話が動かないのは…。あと笑顔なし、まあや感(明るい感じ)なしでマジ顔で演技すると思った以上に老けて見えるような…。

以下Type-Aのみ
2.ざぶんざざぶん-music video-

海沿いの田舎町が舞台で、告白できずに落ち込んでいる筒井に与田が声をかけて2人で遊びまわる楽しい感じの内容。実際には4歳も離れている2人だが年の差を感じないかわいらしい感じ。かつての飛鳥・星野とか飛鳥・堀とかその辺りの2人組の後継的なイメージだろうか。前作では遠藤・大園でデュオやらせていたし、3期4期でのユニットは爆速で充実させないと既存曲の先輩抜けた分の穴埋めばかりになるしな(まあ大園卒業で早速メンバー抜けユニットが増えるが…)。

3.生田絵梨花
仁義なきいくちゃん~おしおきの巻~

生田が裏ですぐに相手を殺すキレまくりな組長をやっているというおとぼけ系ドラマ。ミュージカル女優として地位を築きながらも長く残ってくれて同化してるぜ!なんていうふざけた企画をやったり、こんなギャグドラマを全力でやってくれたりする辺り、本質的にこういうお遊びが好きなんだろうなとも思う。

4.佐藤楓
楓が鬼

オッサンとひたすら鬼ごっこし続けるというドラマ。ラストでリアル鬼だったことが判明するが…。この人も加入当初の棒読みキャラとそれに付随してマイペースであまり感情も出てこないみたいなロボトミーイメージが先行しすぎて埋もれた感がある。こんないい表情するっけ?というくらいいい表情するようになっているんだよな。

5.佐藤璃果
リカの法則

なんか色々法則があると言いながらモノローグで展開していく内容。内容が致命的に面白くないが、変にサイケな演出も無く本人のかわいさはちゃんと出してきているのでクリエイター系にはならずに済んでいるのが救いか。

6.柴田柚菜
柴田さん間違ってますよ。

川辺で焚火しながら桃太郎を朗読しているだけだが随所でパフェを食べている謎カット(ただしアイドル感全開)が挟まれ、そのたびに背景に謎の異星人みたいなのが変なポーズ決めてたり、迫ってきたり、柴田さんまで宇宙人になったりと間違いさがしをエスカレートさせていくようなシュールな映像が展開し続ける。4期生の中ではキャラが薄く地味なイメージだが、声の良さと親戚のかわいいお嬢さん感は何気に強い個性かもしれない(歌唱力が評価されたのか『乃木坂スター誕生!』では比較的目立つようになってきている)。

7.高山一実
ちゃんとした朝ごはん

和食を作るという内容だがモノローグの本人の喋り方が普段と違ってかなり作っているのでちょっと誰だか分からなくなる。

8.田村真佑
Record of the Dead

レコード屋の店員で、客のオッサン2人を魅了した結果、2人が争いを始めるというドラマモノ。ナチュラルに思わせぶりな態度で相手を魅了してしまうという本人の魅力を分かってる感の演出がグッド。

9.樋口日奈
#ちまデート

高校時代からの友人であるあやちゃんとのプライベート感のあるデートと語りで構成。大半がアンダー期間だったがここまで残り、女優業でも成功しつつあり、長く続けることで着実に登ってきた人だと思う。この人に関しては全盛期も過ぎておらず常に今がベストな感じがする。

10.山崎怜奈
山崎怜奈のヘルシーチャレンジ

1人だけ別の角度でタレントとして成功していて月~木の帯の昼間の生放送ラジオ番組を持つという48/46現役メンバー史上初のメンバーとなるもいまだ選抜は無く、今作のアンダーで初センターとなったが、やはりアイドルだなぁと改めて思う。なんというか基本的にアイドル的なふるまいを求められたり、かわいく何かやって系のフリをされると嫌がってあまりちゃんとやってくれない系の2期生のうちの1人(他はみり愛とか寺田とかもなかなかやらない、鈴木はやらなそうで意外と瞬発的にやる人というイメージ)だが、普通にしていると声とか挙動とかかわいいのでナチュラルにアイドル感が出るという。

11.弓木奈於
アンガーマネジメント

先輩の理不尽に対する怒りに妄想世界でボコボコにすることで耐えて乗り切るというアンガーマネジメントをテーマにしたドラマ。ただなんだか描き切れない感じですぐに終わってしまう。

12.与田祐希
ヨダユキ

売れる秘密を見つけたと得意げな与田が監督と作曲家と作詞家にほとんど丸投げのような無茶なワガママな指示を出して曲を作らせるというコメディ+歌モノ。最初から最後まで明らかに売れる秘密=YOASOBIであり、「ヨダユキ」も曲自体もYOASOBI風高速ピアノナンバー。

13.渡辺みり愛
Spring Train

電車の中で踊っているだけでおしまい。ダンスメンバーだとは言われていたがまさかそれに特化しただけで最後の個人PVとするとは…。童顔の妹系キャラなのにめっちゃサバサバしてて声も低めでアイドルっぽくなく、見た目と中身に差がありすぎたのがもう1つ伸びなかった理由かなとも何となく思う。「風船は生きている」辺りで確実にピークは来ていたと思うんだけど何か急に干されて選抜入りは1年後の1回きり(「風船は生きている」直後に報じられなかったスキャンダルのペナルティで干されて次の選抜入りが飛んだという説もあったが…)、20歳を越えた辺りから一気に大人っぽい雰囲気に変えてサバサバ感が増しすぎてますますアイドルっぽくなくなっていたのでここで卒業というのもまあ…。堀も韓国メイク過剰気味になっていってふと戻ったと思ったら卒業だったし、なんか急に雰囲気変えてきてアイドルっぽくなくなってきたと思ったらフラグかも。

以下Type-Aのみ
2.さ~ゆ~Ready?-music video-

途中でコロコロ作風が変わっていくが、1番、2番、間奏からラストで監督を完全交代。1番は1番最初の個人PV(1stSg収録)で手が異様に長いというシュールな内容をやった萩原健太郎。当時以上に手が長いオチを持ってきつつも大半の出演が指だけというクリエイター系魂が炸裂。
2番はやはり個人PV発の「からあげ姉妹」を手掛けた月田茂。妙に生活感のある描写が続くが唐突に唐揚げを作って食べるというのは「からあげ姉妹」の時と同じ。
最後はさゆりんご軍団のMVや個人PVのガチャ子さんを手掛けた伊藤衆人。最も明るくブリブリなまでにアイドル全開で一気に盛り上げて締めくくる。やはり前者2人がクリエイター系で意味不明なのに対して2期生MVでの信頼も厚く多くの作品を手掛けてきた伊藤衆人の手腕はさすが。からあげ姉妹自体は人気だが、あのシュールな個人PV自体はさほど人気ではない一方で、さゆりんご軍団やガチャ子さんの個人PVは単独での人気も高く松村の代表作的存在でもあったと思うし、1番分かっている感じはする。

3.賀喜遥香
BGMR

閉店するライブハウス内で突如ノリノリで歌いだすという歌モノだがそこまでのほとんど台詞も無い雰囲気モノとの落差が凄い。

4.掛橋沙耶香
マチアワセ

待ち合わせの待ち時間がどんどん長くなって様々な言い訳やシチュエーションが繰り返されていくループモノ。アイドル的にも大正解感のある王道にかわいい仕上がり。4期生スタート当初は筆頭の人気メンバーだったようにも思うが学業優先メンバーの宿命か、ストレートにかわいい路線に走らずにちょっとお姉さんっぽく行こうとしたのが失策だったのか、伸び悩んでいる感があるのは気になる。

5.北川悠理
空飛ぶ少女

空を飛びたいという北川と自殺と関係して止めに来て北川の話を聞いてあまりのメルヘンっぷりにちょっと呆れ気味になりつつも気になる男子生徒との交流を描いたドラマモノ。才女でありながらもどこかメルヘン、夢見がちでマイペースな不思議さを醸し出す北川の魅力を存分にそのまま引き出したような内容。

6.北野日奈子
ワタシがアイドルでいられる時間

密着ドキュメント番組風に始まり、タイトルといいキャリアや年齢といい、かつての斉藤優里の個人PVのアイドル寿命が表示されるやつみたいにアイドルとしての自身の残り時間に切り込んでいくさらに真面目なトーンの内容かと思いきや…。突如わがままを言いだし逃げ出す北野。追いかけたスタッフがたどり着くとそこには元の姿に戻った中年のオジサン(北野)が…という笑撃のオチが強烈すぎる。

7.齋藤飛鳥
ラブ・ストーリーは凸電に

顔出しNGのハンドルネームで深夜にネットでリスナーからの相談電話を受ける配信活動を行っている大学生の飛鳥は、相談者の中に相手が飛鳥だと知らずに飛鳥への告白を相談してくる同級生を見つける。自身への告白をアドバイスし、あまりに要領を得ないもっさい相手に呆れつつもどこか嬉しそうなナチュラルな雰囲気がいい感じ。映像研の飛鳥ちゃん頑張ってるなぁモードではなく、シネマのクールすぎる感じでもなく、こういうナチュラルなのが見たい。

8.新内眞衣
テイク・ア・タクシー

待ち合わせに間に合いそうになく休憩中のタクシーに声をかけて出してもらおうとしたところ約束がキャンセルになり1度はタクシーを出た新内だが何故か戻ってきてタクシー運転手と走り出さずにトークを繰り広げるというドラマモノ。もう1つ盛り上がらないままに終わってしまう。

9.鈴木絢音
ちいさなことをひとつ

1人登山して悲しみの涙を流していたところ、妙に顔のクセが強い少年2人が登場してなんか励ましてくれて去っていくというドラマモノ。情報量が少なくイマイチ内容が良く分からないが、無言横顔だけで絵を持たせてしまう鈴木絢音の美が最大の見どころか。

10.清宮レイ
わたしのラクガキおじさん

デジタルでオジサンの漫画を描いていたらそのオジサンが具現化されて登場した。様々なシチュエーションのオジサンを描いていく清宮だが絵が下手で笑っている表情が書けないためオジサンは終始無表情。なんとか笑わせようとするもうまくいかず…。その後画風を上達させた清宮は笑ったオジサンの絵を完成させ、具現化したオジサンはとびきりの笑顔を見せ…。天真爛漫な感じが良く出ていて個人PVとしてもグッドな内容(前回は大人っぽくキメようとしていたけど明るく飛び跳ねている方がやはり似合う)。無表情がベストな顔のオジサンを起用したためか、最高に爽やかな笑顔で再登場した際のオジサンは全体が映らず笑っている口元のみ

11.松村沙友理
このタイミングで必殺技さゆりんごパンチを完成させたいねん

MVに続いてやり残すことが無いようにひたすら詰め込んだという感じの内容。これまでの要素が多分に含まれているのでMVと合わせて自身の乃木坂人生の集大成として締めくくった印象。

12.向井葉月
ババベラビギナー

アイス売りのおばちゃんになるという謎ドラマ。バス移動して各地で降ろされて販売するというスタイルが描かれるが、どうやら秋田の「ババヘラ」をモチーフにしているようだが、何故に「ヘ」ではなく「ベ」になっているのかは謎。特にこれといったオチも無く、おばちゃんスタイルの向井はさすがにこの格好ではかわいくなりようがなく、ただでさえ初期からのバラエティイメージが先行してしまっているのに個人PVもこんなんでいいのか。個人PVではもう少し正統派にアイドルしている向井をピックアップしてあげてもいいのでは。

13.矢久保美緒
念入り

友人男子の家へ遊びに来た矢久保だったが…何故か座ろうとせず男子が座るように言うとおもむろに除菌スプレーを取り出してシューシューやりだすという内容。その後はひたすらシューシューし続けて2本目突入。男子も凍り付く中で最早ソファもビッチャビチャだがこれでは足りない汚いと言い続けて無数の除菌スプレーを空にして、そのまままだ足りないが時間だと言って帰ってしまうという病み系なオチ。いつも不安で自信なさそうだった矢久保も初期よりは堂々としてきた感もあるが、どこか危うい感じもあるのでこういう病み系は似合う。

以下Type-Aのみ
2.錆びたコンパス-music video-

伊豆で撮影されたという旅先で楽しそうなロードムービー風映像(メンバー同士で撮影した写真や映像も使用)+少々のダンスシーンで構成。山崎怜奈が初センターというのがやはり感慨深く、最初と最後では語りも担当。確かなるオンリーワンな実績でもってして勝ち取った貫禄のセンターっぷりが頼もしい。卒業する伊藤・渡辺もそれに次ぐ扱いで前列にいるが、そもそも新内以外の2期生が全員ここにいるので2期生+まあや+3期生アンダーみたいな印象も…。

3.秋元真夏
A DAY IN THE LIFE OF MANATSU

ただナポリタン作って食べて食器洗うだけの映像。最近は料理系のソロ仕事も多い印象だがいくらなんでもそのまますぎるためか、ストップ&ゴーを繰り返す小細工のような映像編集を入れたりもしているが意味不明になるだけで…。もう少し何かあっても…。

4.伊藤純奈
東京の女の子。

東京から故郷へ帰る女の子のドラマ。恋人との思い出を振り返りながらやがて恋人が交通事故死したらしき事が示唆されるが…。ある時期から圧倒的な彼女感が魅力という事に制作側も気づいたのかその手の個人PVが続いていた印象もあるが、今作でも思い出のシーンで圧倒的彼女感を存分に醸し出している。この土壇場で週刊誌報道により彼女感でなくリアル誰かの彼女だった疑惑が出てしまい、ある意味本物の彼女感だったことが判明してしまったのは人によって捉え方が変わる事だろう…。

5.岩本蓮加
れんたん金魚

飼っている金魚と魂が入れ替わってしまったという世にも奇妙系コメディ。やってきた友人は口をパクパクさせているだけで無表情で動かない岩本(中身は金魚)を全く気にせずに色々な衣装を着せて似合う似合うと1人盛り上がって帰っていき異変に全く気付かず、ツッコミを入れていた金魚(中身は岩本)が元に戻れるのか焦っているままに終了。着せられまくる衣装で色々な姿を見る事はできるが、何のオチも無いのは残念。

6.金川紗耶
ランナーズ ハイ

家を出た途端に謎の着ぐるみに追いかけまわされて走り続けるだけの謎映像。追いかけるのを止めて着ぐるみを取った中の人はなんと金川本人で走っていく金川にエールを送るのだった…ってナンダコレ。この人は少し前に週刊誌報道を喰らって謝罪。けっこうガッツを見せて前に出てくる事も多かったがやりにくくなったのかかなりおとなしく存在感を消すようになってしまい、今後運営的にもよほど別の角度から跳ねるきっかけが大きくない限りは万年アンダー漬けが確定させられてしまったも同然と思われるが、そんな確定したいばらの道アイドル人生に対しての制作陣のエール、そして本人から本人への決意を表現したのがこれなのかもしれない。

7.久保史緒里
春、ふたり

親友に彼氏ができて親友の家に上がり込んでいた久保は帰ってくれという親友をはぐらかして居座り続けるというちょっと寂しい感じの女の子2人のドラマ。というか久保が親友に恋愛感情を抱いているかのような示唆もあり、生活感のある雰囲気も含めて妙にリアル志向な感じ。比較的しっかりしたイメージの久保史緒里でこういうフランクな感じは新鮮だし、魔女みたいな背伸びした役の主演ドラマよりこういう等身大の普通な感じの主演ドラマを見せてほしかったなと改めて。

8.黒見明香
脳内会議

遅刻を前に脳内会議を繰り広げる1人演技展開。普通に演技が棒読みでヘタな子に自分役を複数やらせるというとんでもない無茶ぶりにより棒読みに次ぐ棒読みが炸裂するかなりしんどい棒読み茶番劇になってしまった感。内容は悪くないが演技が棒すぎた…。

9.阪口珠美
SKATER’S WALTZ

廃工場のような場所で厚メイクでワルツを踊っているだけのスタイリッシュアート系。”たまちゃん”的イメージを覆す大人っぽい雰囲気で新たな魅力を見せてはいるが…。

10.寺田蘭世
さいごの晩餐

卒業への伏線のような意味深なタイトルが気になるが、内容は意味深というか意味不明。ひたすら暗闇で運ばれてくるコース料理を食べている寺田だが終盤に異変を感じ始め食事を放棄し始める。しかし変わらず淡々と運ばれてくる料理。ブチ切れた寺田はガッシャーンと料理を吹き飛ばすが、それでも淡々と運ばれてくる料理、ついに寺田はその場から去っていくが、料理は淡々と運ばれ続ける…という何かを暗喩しているかのような内容だが意味不明すぎる。

11.早川聖来
大好きすぎて、聖来ちゃんになっちゃった!

リモートワークの新人イラストレーター(早川聖来)が早川聖来の大ファンで研究しているうちに早川聖来になっちゃった!というまんまな内容だが、眼鏡でやぼったい姿の早川が聖来ちゃんかわいいと言いまくった後は中身がないまま早川聖来になってしまいストーリーがないので唖然としたまま終わる。その後メイキング映像を長めに流して自分をかわいいとかいう辱めを受けて照れている早川聖来の姿を映し出しているので中身が無い事は百も承知でこういう構成にしたんだろうな。

12.松尾美佑
月が綺麗ですね

彼氏と浴衣で線香花火をしていたら急に松尾が宇宙人で月に帰ると言い出すというトンデモドラマ。あまり本気にしていなかった彼氏だったがマジらしいことが分かってきても反応がついていけてない感じが地味にリアル。

13.山下美月
わがまま

彼氏が男性を好きになったとしてその男性に会いたいとわがままを言った山下が彼氏と彼氏の彼氏と3人で話し合う会話劇。センシティブな問題を繊細に演じる山下美月の女優っぷりは際立っているものの、なんか急にブツ切りで終わってしまうので唖然とする。

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