カナリア鳴いた頃に/WANDS

2021年6月9日
初回盤,通常盤
初登場9位 売上0.9万枚

B0925WJCZG

1年1ヵ月ぶりのシングル。昨年秋のアルバム以来の新作。

木村真也が新コロ騒動による不安感や過度なストレスにより休養に入った事が発表された事に伴い、今作のアーティスト写真、ジャケット撮影の参加のみとなり、レコーディングもMVも不参加(インタビューでレコーディングにも参加できなかったとか明言している)。今後は2人での活動となり、復帰するかどうかも分からないがメンバーは待ちたい意向との事。

初回盤と通常盤でC/Wのカバー曲が異なる。
初回盤にはMVメイキング視聴シリアルコード封入となっているが初回特典はそれだけでMV本編(DVD)など特に付属しない。初回盤はこのシリアル分だけで通常盤より110円高い。なおMV本編はYouTubeでフル視聴可能。
また初回・通常共にツアー先行予約用紙封入。

なお前2作ではコーラス参加者含めて詳細なスタッフクレジットがあったが、今作では作詞作曲編曲と歌詞しか表記されていない




1.カナリア鳴いた頃に

抑えたボーカルで歌われる落ち着いたミディアムナンバー。歴代WANDSのイメージにもない新たな方向性の楽曲だが、前2作のシングルは新しさの中にもWANDS感があったのに対して今作は曲調もボーカルも違いすぎて最早誰の曲だか分からないところまで振り切ってしまっている。いい曲ではあるがシングルにしてはやや地味であるのと、WANDSファンなら良く知る過去曲のカバーがC/Wに入ってくるとなるとどうしても霞んでしまう。現状の作品数の中でこれをシングルにするのはまだ早かったのでは。
★★★☆☆

初回盤のみ
2.錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう [WANDS 第5期 ver.]

1997年の3期WANDSによる1枚目のシングルのカバー。木村真也のみが残留して新ボーカルと新ギターを連れてきてジャケットにはメンバーを出さず、PVも逆光で分かりにくくするというメンバーチェンジを隠すようなこざかしさが上杉・柴崎ファンを激怒させて当時の3期は袋叩きになって人気も激減したが、アニメ『ドラゴンボールGT』EDタイアップだった事もありヒットはしていて、脱退劇をリアルタイム体感していない世代には概ね好評…という3期の代表作。

よりによって唯一の当時のメンバーである木村が不在で3期カバーをやるという判断を下してしまったのが残念極まりない。しかもこの曲は小松未歩の作詞作曲の割に歌詞が妙に意味深で脱退していった上杉・柴崎を揶揄しているかのように読めなくもない。そんな曲を当事者である柴崎さんがアレンジするとなれば…これまでのカバーの中では最も原曲から離れた別物のようなアレンジとなっているのは偶然なのだろうか。ギターを強めに出して主張しつつも打ち込みバンド感がちょっとしょぼい感じもする。別物として悪くはないけどさほど良くもないというのが正直なところ。
★★★☆☆

通常盤のみ
2.Brand New Love [WANDS 第5期 ver.]

1998年の3期の2枚目のシングルのカバー。『WANDS Streaming Live~BURN THE SECRET~』で先行披露済みで当時配信はされなかったが、未公開映像としてBlu-rayに収録されていた。ライブは原曲準拠だったがこのカバーも原曲準拠、ただしライブと違って打ち込みバージョンといった装い。率直に不在のキーボードの存在感が無機質かつ小さくなっているのが決定的にやっちまった感があり、さらに先に木村真也もいる生バンド編成のライブ音源が出てしまっているので打ち込みバンド編成ではかなり小さくまとまってしまったように感じてしまう。かなりがなり気味なボーカルもワイルドさを出しているが、正直キーが高すぎるのを無理して出すためにがなっているようにも聞こえて雑に感じてしまい、これまでの好印象なカバーから一転して初めてかなり明確に残念な印象が勝った。

木村レコーディング不参加なのに何故3期の曲をまとめて2曲も急いでカバーしてしまったのか、これが本当に残念。人気的にもう3期のカバーをやる事はないと思うし…。やはり3期の曲をやるなら現メンバー唯一の原曲参加者にして3期の中心人物だった木村に主導権までは行かずとも意見を入れて作ってほしかった…。
★★☆☆☆

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