2018年12月5日
配信限定
30位圏外
92年の稲垣潤一の最大のヒット曲「クリスマスキャロルの頃には」のリメイクカバー。
MONKEY MAJIK主導でのリリースだが本人である稲垣潤一、HIP HOPグループのGAGLEとの3者コラボ名義。
3者とも仙台出身という繋がりがある。
ちゃんとしたジャケ写が用意されず、アーティスト写真(集合写真)がそのままジャケットに転用された。
またMONKEY MAJIKはコラボの場合に名義がMonkey Majikになるというこだわりがあったが、今作ではそれが適用されていない。
クリスマスキャロルの頃には-NORTH FLOW-
サビ以外はほぼ全面的に別物になっていてラップも導入するというかなり大胆なリメイク。ラップ自体はいいんだけど、テンポがかなり微妙で妙にもっさりしているというか、電池切れかけのカセットウォークマンみたいな微妙なスローっぷりでもう少しテンポアップできなかったものか…と思ってしまう。ライブで先にMONKEY MAJIKのみの演奏を聞いた際にリズム隊があまりに味気なくてしっくり来なかったが、このアレンジだったらそのままバンド演奏したらああなるしかなかったか、そりゃ仕方ないか…。MONKEY MAJIKもラップっぽいパートなのにGAGLEのラップまで入ってきて終盤では何と稲垣潤一までMONKEY MAJIKのラップっぽいパートを担当し、この間にそれぞれサビを挟むのでそもそも構成が長いんだけど、このもっさりスローテンポもあって妙に間延びして聞こえる(5分38秒だけどもっと長く感じる)。リメイクのアイデアは面白いけど、曲のもっさり感がじわじわとしかし決定的に微妙な印象に繋がってしまった。
★★★☆☆
クリスマスキャロルの頃には -NORTH FLOW-
posted with amazlet at 18.12.05
binyl records (2018-12-05)
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