2018年12月12日
Type-A
初登場1位 売上42.0万枚
A~D、劇場盤の5パターンだがA~Dは初回と通常でジャケットが異なる。
これまで48系列はNGT以外はタイプごとに別々に配信されていただけだったため、C/W全曲をDLしようとするだけでも非常にややこしくなっていたが、今作より46とNGTと同様に全曲をまとめたSpecial Editionでの配信が開始された。これに伴い「無意識の色」「意外にマンゴー」「いきなりパンチライン」もSpecial Edition化されて配信開始された。
1.Stand by you
松井珠理奈の復帰作というのを前面に押し出した1作でそのままセンターに。リリース的にはAKB48の方で2作連続欠席(うち1作は総選挙1位なのに不参加でMVでCG&イラスト化)ではあったものの、本籍であるSKE48においては普通に2連続センター。しかもその前は小畑優奈が2連続センターでようやく後進に道を譲って1歩引いたところから支えていく感じだったのに、返り咲いちゃってどかない状態。これは率直に印象が良くない。というか結果的に今年のシングルでは10周年を押し出した「無意識の色」で現メンバーで唯一10年全てを知る松井珠理奈をセンターにせずに小畑優奈にした時点では変えていく意識がかなり強かったと思うんだけど何でこうなった。「無意識の色」を松井センターにしておいて10周年一区切りにしてしまえばスムーズにセンターから降りてもらえたのに…。
曲に関しては全力感のあるSKE48イメージ、松井珠理奈のイメージとは真逆のこれまでありそうでなかったようなどこか懐かしい日本のポップスを思わせる割と力みのない曲。イントロのギターから何だか懐かしいし、サビのメロディーも懐かしい心地よさがある。SKE48では久々に名曲と感じられる1曲だが、その7割近く台無しにしてくれるのが間奏とサビで全面的に張り付いているハイハイハイハイハイハイハイ…の超連呼(ハイともオイともヘイともまた別の掛け声にも聞こえる)。いやナンダコレ。マジオマエナンダコレ。ライブでファンがやっているならまだしも何で音源でこんなにべったり張り付いてくるんだよ。邪魔だよ。フェーダーがあるなら全力で0にしたい、このパートだけは。メロディーの良さでは今年の48系列No.1ソングになりえたが、この声が邪魔すぎて★を1つ奪い去った。
★★★★☆
Type-Aのみ
2.凍える前に(Team S)
冬を前面に出してクールな大人っぽさが漂うものの、一定のポップさも持ち合わせた聞きやすい1曲。ひとまず復帰したばかりで前作のようなギラギラなイメージや体育会系なイメージ、戦闘力高めなイメージは絶対に出さないようにしようという意識がもしかしてかなりあったんじゃないだろうか。
★★★☆☆
共通
3.地元民たちよ(愛知トヨタ選抜)
合計6回目の愛知トヨタ選抜だが年間2回これがあるのは初(2013年に始まって0だった2016年以外は年に1回)。何故か思いっきり春風が吹くところから始まる春のアイドルポップ。使いどころのなかったストック曲を放出したのか、このまま来年の上半期はリリースないよという事なのか。
★★★☆☆
DVD
1.Stand by you Music Video
教室内でミュージカル風に動き回るメンバーという内容だが特にストーリーは無いようだ。最後のサビ前に松井珠理奈が突如暗闇の中で孤立し、笑顔で待つメンバーの元へ駆け上がると一気に室内から青空の下へ突き抜けるという演出はたぶん松井珠理奈の総選挙からの休業からの復活という一連の流れを美談風に表現したものと思われる。
以下Type-Aのみ
2.凍える前に Music Video
体育会系のノリとかカッコいい方面に行き過ぎると悪印象がぶりかえすためか、少し大人っぽい感じだがキツくなりすぎない感じの映像。しかしここでも変わらず松井珠理奈センターっていうのは率直にけっこうウンザリしてくるレベルで飽きた…。20歳になった北川綾巴を2番手に置いているけどもう割と問答無用でセンターにしとかないといつまでもこのままになってしまうのでは。最低でも山本彩と山本彩加みたいな感じのWセンター配置に出来ないものなのか…。
3.10周年記念リバイバル「手をつなぎながら」公演
10月2日に行われた10周年で初期の公演のリバイバル公演を90分フル収録。リバイバル公演は3本行われ、9月28日の「制服の芽」公演はType-B、10月3日の「ラムネの飲み方」公演はType-Cに収録されている模様。
知らない曲・知らないメンバーだらけのライブ映像90分はしんどいので完全飛ばし見。しかし全く見覚えが無いと思ったら出演メンバーは石黒友月・井上瑠夏・仲村和泉・青木詩織・江籠裕奈・大芝りんか・浅井裕華・井田玲音名・鎌田菜月・熊崎晴香・斉藤真木子・菅原茉椰・髙畑結希・谷真理佳・深井ねがい・福士奈央とのこと。かろうじて名前を見た記憶があるのすら1人か2人しかいなかった…。
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