床の間正座娘/NMB48

2019年2月20日
Type-A
初登場1位　売上33.9万枚

DVD付A～D、劇場盤の5種発売。C/W3曲目が全て異なる。
A～DのDVDはC/W3曲目の各MV&メイキングを収録。今作は表題MV、表題ダンスMV、メイキング、C/WのMV、メイキングで統一されていてそれ以外の特典映像が無い。C/Wのメイキングが特典映像扱いされている。

1.床の間正座娘

岩田桃夏、梅山恋和、太田夢莉、加藤夕夏、川上千尋、川上礼奈、小嶋花梨、塩月希依音、渋谷凪咲、城恵理子、上西怜、白間美瑠、谷川愛梨、内木志、南羽諒、村瀬紗英、安田桃寧、山本彩加、山本望叶、吉田朱里

NMB48らしいコテコテした感じのアイドル歌謡ディスコ風ナンバー。床の間正座娘という珍妙なワードセンスが炸裂する辺りもNMB48っぽく、山本彩が卒業して奇をてらうのではなく難波的方向性(?)で何となくNMBっぽいよねっていう曲を置きに来た感じ。それよりも間奏の掛け声ウー！ハー！が「恋のダンスサイト」を彷彿とさせるのが気になる。
★★★☆☆

2.甘い妄想/Queentet

太田夢莉、渋谷凪咲、村瀬紗英、吉田朱里

女子力の高いメンバー5人で結成され、昨年は劇場での単独公演も行ったQueentetの2曲目だがユニット名が正式に決定してからは最初の曲。1曲目は17年末のシングル「ワロタピーポー」劇場盤のみC/W「which one」だったがこの時はユニット名は無かった。また昨年12月にメンバーの植村梓が活動辞退により即日終了となったため、4人に減った。4人しかいないのでソロパートも多く、メロディーもそれなりに良い感じの良曲。

シンガーソングライターとして2012年にデビューして2016年頃までビクターで活動していた山崎あおいの提供。率直に言うとさっぱり売れなかったので契約が終了してしまったらしく以降はインディーズへ移行、メジャーを離れた時期と前後して作家としてビーイングに所属して提供も行っていた模様。ビーイング所属ながら提供先は主にハロプロを中心としたアイドル系で、48系列への提供は今作が初。確か新人の頃にAKB48、特に島崎遥香の大ファンとしても注目されていたように記憶しているが、AKBではないとはいえ姉妹グループへの提供は念願だったりするんだろうか。
★★★☆☆

Type-Aのみ
3.焼け木杭/Team N

石田優美、磯佳奈江、太田夢莉、大段舞依、川上千尋、河野奈々帆、清水里香、武井紗良、谷川愛梨、西澤瑠莉奈、村瀬紗英、森田彩花、吉田朱里

親友に彼氏として紹介されたのが元カレで心がざわつく心情をつらつらと歌い、この状況を焼け木杭だと表現する大人っぽいんだか珍妙なんだか良く分からない楽曲。アレンジ自体はなんかあんまり他と変わらないシンセバリバリな感じなのでもう少しこう焼け木杭感(?)があれば差別化できたんだけど…。
★★★☆☆

DVD

1.床の間正座娘（ミュージックビデオ）

ケバケバしい感じのダンス中心の内容。「ワロタピーポー」も系統は異なるがこのようなケバケバしさがあったのでこれがNMB48らしいのか。

2.床の間正座娘（ミュージックビデオダンシングバージョン）

NMB48だけ恒例のダンスバージョン。今回も本MVもダンス中心+イメージシーンなので、イメージとU- Ha表示が消えたくらいしか違いが無い。

3.床の間正座娘（ミュージックビデオメイキング）

なんと35分越えの長尺メイキングでこのDVDの半分を占める。ダンス練習映像から現場でもみっちり密着して撮影の合間のメンバーの雑談を長々と収録しているのでメンバーに愛着があれば楽しい内容なんだろうけど…全早送り。

Type-Aのみ
4.焼け木杭（ミュージックビデオ）

やけに大人っぽいクールな映像に何故かネギやブロッコリー持ってカッコつけるというシュール映像が登場。基本はカッコいいんだけど、歌詞やタイトルのヘンテコっぷりが映像にも反映されたような変なところがある内容。組閣されてチームがバラバラになったためか、これまでもW山本しか分からなかったがそれにしても見た目が違いすぎる…センター太田しか分からん…と思ったらそもそも元チームNは谷川1人しか残っていない模様。