2017年3月15日
Type-A,B,C,D,E
初登場1位 売上108.6万枚
A~E、劇場盤の合計6種での発売だが、A~Eは初回と通常でジャケットが違うので11種のジャケットが存在する。
劇場盤3曲目は「悲しい歌を聴きたくなった/まゆゆきりん」。
初回と通常でジャケットが異なるが初回盤はイベント参加券、通常盤は生写真ランダム封入というだけでCDとDVDは同じ内容。特典映像は今回も無い。
CD・DVD共通
1.シュートサイン
ドラマ『豆腐プロレス』主題歌。ここのところ歌謡系の曲が増えているが、今作もかなり歌謡臭の強いナンバー。古びた歌謡っぽさに微妙さを感じたがなんだかんだ意外と耳に残る。「ハートエレキ」もそうだったが小嶋陽菜センターってこういうイメージがあるのだろうか。シュートサインは字面からしてサッカーやバスケなどでシュートする際に味方に出すサインか何かだと勝手に解釈してしまい、何で曲の締めがシュートサインなのか意味不明になってしまう。実際はタイアップに合わせてプロレス用語で本気で行くぞという意味らしい…隠語みたいなのを堂々タイトルにされても分かりにくい…。
MVはドラマに合わせてプロレスが舞台。小嶋陽菜はドラマでは1回ゲスト出演しただけのようだが、今作では女子プロレスの四天王の1人であり、覆面レスラーのレジェンド小嶋として他の3人(岩井志麻子、南海キャンディーズ静ちゃん、神取忍)を次々倒してチャンピオンに君臨。その引退試合としてドラマでは主役のチェリー宮脇(宮脇咲良)を相手に激闘を繰り広げるというもの。回想シーンもあり、小嶋がプロレスに魅せられて初期の仲間(最初期の1番の仲間にちゃんと峯岸が選ばれている)と共に練習に励み、四天王の他の3人を倒すまで、そんな小嶋を見て宮脇がかつての小嶋のようにレスラーを目指すというバックストーリーも展開。試合は最初は小嶋が圧倒していたが、やられかけた宮脇は叫びと共に覚醒し逆に小嶋を圧倒しそのまま勝利するというマジすか4で散々見せられたような謎の覚醒逆転勝利展開となり、レジェンド小嶋は敗北。リングで自ら覆面を取り、引退への思いをマイクパフォーマンス。その言葉はAKB48としての小嶋陽菜ともリンクする…という内容。他のメンバーは小嶋、宮脇のそれぞれの仲間として応援しているだけなのでほとんど脇役だが、ストーリーが終了した終盤はダンスシーンになるのでようやくJPN48っぽくなる。
ドラマ見てないのもあるけどヤンキーやキャバクラの次はプロレスといい、変なのばかり組み合わせるのでついていけなくなってしまった。プロレス展開も微妙だし(個人的に衣装がダサすぎるのが致命的)、さくら覚醒逆転無双を性懲りもなくまだやってるってのはごり押しにも程があるのでは…。
★★★★☆
シュートサイン
AKB48
2017/03/15 ¥250
Type-A,B,C,劇場盤のみ
2.気づかれないように…(小嶋陽菜 卒業ソング)
小嶋陽菜ソロ。卒バラ定型パターンでは本人と仲間たちでの歌唱だがゆかりのあるメンバーが今のAKB48にもう残ってな今回はソロ曲。またいつもの卒バラパターンは仲間との絆や新たな始まりを基本的に祝福するようなものだが、今作は気づかれないようにそっと出ていくというかなりしんみりした内容になっていて、パターンを徹底的に壊しにかかっているのが新鮮。とはいえ曲自体はバラード系なので聴感は大して変わらないけど。何気に小嶋陽菜は聞いてそれと分かる特徴的な声と歌い方をしているので、他のソロ志向の強いメンバーよりも歌声が魅力的だったりもする。これが最後になってしまうかもしれないのはちょっと残念だ。
MVでは卒業後の日常っぽいオシャレで大人な雰囲気。友人としてノースリーブス(高橋みなみ、峯岸みなみ)と会食するシーンも出てくるが一瞬だけ。
★★★☆☆
気づかれないように・・・
小嶋陽菜
2017/03/15 ¥250
Type-D,Eのみ
2.アクシデント中/AKB48 U-19選抜
純AKB48メンバーだけで構成。しかし10代限定という制約で若手を押し出したため中堅以下は不参加。そこまで強烈ではないがやはりどこか歌謡っぽさが漂うギラギラ系アイドルポップナンバー。曲よりも曲前の台詞「これは事故なんだ!」の方が印象に残る。
MVでは明治時代に始まり、大正・昭和初期、80年代アイドル、スケバン、平成ギャル…など時代を駆け抜けた女子高生ファッションでメンバーが次々と登場するという地味に手間のかかった内容。コスプレショーと化した映像はインパクト抜群で曲が二の次になってしまっている感は否めないが純AKB48としての気合いと意地が感じられる。
★★★☆☆
アクシデント中
AKB48
2017/03/15 ¥250
Type-Aのみ
3.Vacancy/SKE48
HKT48かNGT48が歌いそうな若くてさわやかで明るいアイドルポップナンバー。SKE48のイメージにはかなり合ってない楽曲だと思うんだけど何故この曲を…。MVは白バック背景のダンスシーン&カラフルな落書きで彩る感じでやはりHKT48辺りのイメージ。珠理奈が金髪の別人みたいになってるのはどうしたんだこれ。ここまで金髪が似合わないとは……。
★★★☆☆
Vacancy
SKE48
2017/03/15 ¥250
Type-Bのみ
3.真夜中の強がり/NMB48
3連ロックナンバー。どこかレトロな雰囲気が漂うが、この曲だったらNMB48が1番似合うかなと思う。今作の中では耳に残りやすい曲。MVは線路での歌唱シーン+なんかドラマっぽいけど内容さっぱり分からないという全編ロケ仕様。
★★★★☆
真夜中の強がり
NMB48
2017/03/15 ¥250
Type-Cのみ
3.止まらない観覧車/HKT48
HKT48にしてはけっこう大人っぽい雰囲気の曲。SKE48と曲が逆だったんじゃないか…。MVは観覧車無関係でお城みたいなセットで曲調に合わせてかこれもいつもよりグッと大人っぽい仕上がり。
★★★☆☆
止まらない観覧車
HKT48
2017/03/15 ¥250
Type-Dのみ
3.みどりと森の運動公園/NGT48
初々しいさわやかアイドルポップ。これまでの曲やチーム8の初期の曲とあまり区別がつかない量産タイプの曲調ではあるけど今作では他にないのでそこそこフレッシュに聞こえる。
MVは新潟に実在する「みどりと森の運動公園」で歌うメンバー…と思いきや公園は集合場所に利用されただけでとっととバス移動。1番サビからはスキー場で歌い踊り、滑れるメンバーには滑降シーンもあるという48史上でも珍しい内容に。このスキー場はニュー・グリーンピア津南で、New Green-pia Tsunan、頭文字取るとNGTになるという妙なこだわり(?)も。他にNGTになるスキー場は新潟になかったと思うのでこれだけでロケ地をチョイスしたのだろうか。昼間のシーンは快晴だが、山の天気は変わりやすく、天候が急変したのかラストサビのナイターシーンでは一転して激しく雪が降りしきり、キャンプファイヤーもメンバーのハイテンションも半ばやけくそ気味だがデビュー前の勢いづけとしては抜群。
★★★☆☆
みどりと森の運動公園
NGT48
2017/03/15 ¥250
Type-Eのみ
3.誰のことを一番 愛してる?/坂道AKB
昨年は乃木坂AKBだったが、今作では欅坂46も合流し、坂道AKBに変化。こじ坂46があった縁で前作でも小嶋陽菜メインだったが小嶋陽菜は不参加で、今作では48系列からは若手の枠があれば選抜に入ってくるメンバー、乃木坂46も20歳以下の新曲での選抜メンバー、欅坂46からはエース級という感じの選抜でセンターが平手なので、欅坂46色が強い。楽曲も欅坂46の「サイレントマジョリティー」イメージを踏襲したシリアスなダンスナンバー。今作の中でも異色の存在感を放つ。
MVはクールなダンスシーン主体。欅坂46以上にシリアスで攻めた印象で平手の目つきは最早怖いほどだが、切り替えが早いため、一応みんな映ってはいるんだけどほとんど平手しか印象に残らない。散々センターとして活躍してきた松井珠理奈や宮脇咲良も平手の添え物になってしまうとは…。
★★★☆☆
誰のことを一番 愛してる?
坂道AKB
2017/03/15 ¥250
コメント