2020年2月28日
配信限定EP
初登場3位 売上2.6万DL(One Love:Reborn)
初登場4位 売上2.4万DL(a Day in Our Life:Reborn)
19年12月に配信限定でリリースした「A-RA-SHI:Reborn」に「a Day in Our Life:Reborn」、「One Love:Reborn」を追加して3曲入りEPとしてまとめたもの。
1曲250円だがまとめてDLすると600~700円台(サイトによって異なる)ため、「A-RA-SHI:Reborn」を先に購入していた場合は「a Day in Our Life:Reborn」、「One Love:Reborn」をそれぞれ単曲で500円で購入した方が安くなる。
これに伴いO社配信チャートでは単曲ランキングで「a Day in Our Life:Reborn」、「One Love:Reborn」がランクインし、「A-RA-SHI:Reborn」が再浮上するもアルバムランキング(まとめ買い)では30位圏外となった。
なお筆者は「A-RA-SHI:Reborn」を先にDLしていたにも関わらず何も考えずに面倒なのでそのまままとめDLをクリックし、決済ボタンを押してからこの事実に気づいたため「A-RA-SHI:Reborn」がジャケット画像違いのみで重複し、111円ほど損した。
1.A-RA-SHI:Reborn
2.a Day in Our Life:Reborn
02年の7thシングルのリプロダクト。原曲はスケボーキングのSHUN,SHUYAによる作詞作曲編曲だったが、Andreas Carlsson、Geek Boy Al Swettenham、Sho Sakuraiがクレジットに追加された(公式はWritten byで一括表記だがwikiでは何故か作詞作曲編曲に勝手に割り振られて書かれていた)。Andreas Carlssonは全曲に参加しているので恐らく英語詞を担当していると思われるが、Sho Sakuraiが「A-RA-SHI:Reborn」に続いて今作にもクレジットされている。元のラップはそのまま日本語で残っているが、元々イントロ部など歌詞にない英語のラップが原曲にも入っていて今回その部分が新しくなっているのでこの部分が該当するのだろうか。
HIP HOPでかなり尖っていた時期の曲だったのでやはりラップスタイルがかなり丸くなってしまったなぁ…というのと、HIP HOPな世界観で完成されていたのが変に俺たち世界の嵐だぜ路線にしてしまったのでなんだか良く分からない方向性になってしまったような…。どっちかというと歌メロの方を中心に変えた感じではあるけど。
★★★☆☆
3.One Love:Reborn
08年の22ndシングル。原曲の作詞作曲であるyouth case、Yusuke Katoに新たにAndreas Carlsson、Erik Lidbomが加わった。Andreas Carlssonは前述のように恐らく英語詞、Erik Lidbomがアレンジしたと思われる。今作は配信解禁以降に発表されてきた一連の俺たち世界に進出してるぜ路線で新曲含めて初めてラップ詞の無い曲で新たに加える事もしていないのでSho Sakuraiのクレジット追加も無い。
ラップなしでそのままトラックを電子音主体の俺たち世界に進出してるぜ路線仕様にして英語詞にして短くした、という基本フォーマットに忠実にリプロダクトした感じ。ただこれまでの曲より圧倒的にメロディー主体の聞かせる楽曲だったので、他の曲以上にメロとトラックの剥離感が凄く、リプロダクトというより改変リミックスに近いような印象。またラップが概ね日本語、サビは概ね英語というこれまでのスタイルとは違い全編歌メロのため、冒頭は英語、”泣いた季節を~”から”~ずっと二人で”まで日本語で以降は英語という構成なんだけど、歌詞としては”ずっと二人で生きてゆこう”だったのが”ずっと二人でI’d tell you once again”と文の途中で急に英語になってしまうのがとっても違和感だった(2番も同様で”はじまりの歌 I’d tell you once again”となっていて英語詞の部分は1番と同じになっている)。
ただ日本語と英語の切り替わりに違和感があるものの、英語に書き換えられた歌詞をよく聞くと(というか歌詞サイトで見てみると)先に上げたI’d tell you once again(直訳するともう1度言う)もそうであるように英語に書き換えらた歌詞は大概が過去形になっていて、リアルタイムで若い2人が愛を誓いあっていた「One Love」から時を経た2人のその後、つまり続編のような内容になっていて、年を取った2人が改めて愛を誓う内容になっている事が分かり意外と深い。
これだったらそのまま日本語でやった方が日本の全リスナーが即座に続編だと理解して沸くだろうし、なんでいちいち英語にしているんだというのはある。公式に訳は公開してないし、配信限定なんて歌詞カードが無いからハナから音重視で聞いてしまう仕様だし、それも英語となればほとんどのリスナーは流して終わってしまうだろう。海外リスナー向けの仕掛けなのかとも思ったが、これはやはり俺たち世界に進出してるぜというテンションの高さがそうさせているのかな…。英語ネイティブ圏にどれだけ届いているのか。
★★★☆☆
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