one stroke/高橋優

2020年7月22日
配信限定

初の配信シングル。

2018年9月「ありがとう」以来のシングルで、新作自体が2018年10月のアルバム『STARTING OVER』を最後に途絶えていて2019年は新作リリースが無かった(亀田誠治とのC/Wで行っていたユニット、メガネツインズの初の単独配信シングルは2019年6月にあった。発売してたの知らんかった)。

また今作自体も2019年からのツアーでは披露されていた。

10周年を機に事務所アミューズからの独立を発表。レコード会社ワーナーには引き続き所属している。10月のアルバム発売が同時に告知されていて先行シングルになる見込みだが先行とは明言されていない(次回作も同様)。




one stroke

2019年から開催されていた自身のツアー『LIVE TOUR 2019-2020「free style stroke」』で新曲として披露して進化させていった楽曲とされている。ツアー途中で新コロ延期になってしまい、その後蔦谷好位置プロデュースで楽曲は完成した。

という事で高橋優ではかなり珍しいストリングスを生かした華やかで爽やかな楽曲。アルバム『STARTING OVER』は良くも悪くも行き止まりというか絞り出した感もあっただけに案の定新曲がしばらく出せない状態となっていたが、こういう吹っ切れた曲を書いてまた新たな境地へ向かえるならそれで変わってしまってももういいじゃないかと思う。初期の頃に無理やり売れ線ストリングスでシングルA面だけ盛られていた頃とは全く意味合いが違う。『STARTING OVER』は高橋優は変わってはいけない、高橋優とは世間と戦うような物申すような尖った部分を持っていなくてはダメだという自身のイメージに縛られ過ぎてそんな自分を引き戻そうとした感じもあった。それでもこういうとにかく明るい高橋みたいな面も以前からあったわけだし(「福笑い」とか「明日はきっといい日になる」とか結局そっちの方が代表曲になっている節もある)、年齢と共に自然とそのモードになっていったらならそれでいいんじゃないかと。この状況下で最初に出してくる新曲が世間に物申したり、世を憂うような内容ではなくこういう希望を感じさせる曲というのはとても良かったと思う。

MVは舞空術を体得した高橋優が中止になって行けていない全国ツアー各地の上空を経由していくという飛行CG合成とやる予定だった会場の最新の外観が映し出されているもの。ただし撮影途中で小池知事が他県への移動自粛を要請したのを真に受けて残りの撮影を止めてしまい未完成になってしまったと最後にテロップで説明されている。生真面目すぎるというか、MV制作も立派な仕事なんだから堂々撮影して来れば良かったのに…。そもそも合成飛行&都内屋上らしき場所でバストアップで歌っているだけで高橋優はロケに参加してないし、現地の撮影は会場遠景と風景しか無いのでこの内容だったら最悪カメラマン1人いれば撮ってこれるんじゃ…。

この映像を見る限りでは風景だけのロケ撮影を断念する理由に大切な人、場所を守りたいからとか絶対におかしい。これが現地の人々と高橋優が触れ合いまくるみたいな内容なのであればまだ慎重になるのは分かる。しかしこの内容で自粛してたんじゃもう何1つできやしない。この理屈が通るなら大切な人、場所を確実に守るためにはスタジオでミュージシャン集めてレコーディングも出来やしない事になる…。この曲どうやってレコーディングしたんだ?映ってないからいいのか?ある意味おかしくなった世の中を象徴するようでもある。

1年後か2年後か、この選択はやっぱりおかしかったよね、本当はそう思ってたんだという日が来るだろうとは思うが…残念だ。TVの旅番組がなんちゃってフェイスガードみたいなの装着してもうガンガン新規ロケで県外移動しまくってるのを思うと世間の声ってなんだろうね…と思わざるを得ない。

それともこのMV、現地で高橋優が歌ったり現地の人と触れ合うような映像もあったが今回は撮影済みの部分も全部カットしてこの内容になっているのか…?例えば舞空術で上空通過ではなく現地に着地して現地でしばし行動した後に次の場所へ飛び立っていく的なのが当初の完成形の構想だったとか(ただそれやると明らかに時間足りないよな…)。
★★★★☆

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