2019年10月8日
配信限定
初登場8位 売上0.9万DL
06年のドラマ『結婚できない男』主題歌だったEvery Little Thing「スイミー」のソロでのセルフカバー。
続編『まだ結婚できない男』主演の阿部寛の要望で主題歌も続投となり、「まだスイミー」へと生まれ変わった。
何故かELT名義ではなく、ソロ名義となっている。
2019年はELTの新曲リリースがついに途絶え、近年ELT新曲発表(配信リリース)の場となっていたメナードのCMも持田ソロとなり、ソロでのミニアルバムリリースとなっていた。インタビューにて持田はELTは25周年までやらないような事も語っていたが、8月28日には中野サンプラザ唐突に一夜限りの「Every Little Thing 23rd Anniversary Concert」を開催。ELTのライブは20周年時以来3年ぶりで、ゲストとして元メンバー五十嵐充も登場する盛大なライブだったというが…これが無ければ2019年ELT一切稼働無しで完全にソロ活動になってしまっていたので、活動がほとんど無くなっている状況のファンのフラストレーション解消のために一夜限りでもELTでガツンとライブをしたのかも…。
ドラマを見ていないとジャケットが謎すぎるが、これはドラマの主人公桑野(阿部寛)が好きな犬。前作では国仲涼子演じるみちるの飼い犬KENとして登場したが、今回はみちるは登場せずまた13年も経過しているため同じパグではあるが全く別の犬として登場。ペットショップで投げ売りされているのを発見した桑野が気にかけてペットショップに通っていたが前作のみちるのポジション(隣人)である早紀(深川麻衣)が購入。3話から桑野との交流も始まり、タツオと名付けられたが、桑野がタツオと呼んでも反応せず試しにKENと呼んだら反応。このため桑野はKENの生まれ変わりだと思っている…という設定。
まだスイミー
公式サイトには情報が出ていないが、ニュースサイト等によればクラムボンのミトがリアレンジを担当している模様。歌詞が細かく変更されており、「スイミー」は夏発売の夏ドラマ主題歌で歌詞中にも夏の描写があったが、今作は秋ドラマなので歌詞中で夏を表現していた部分は全て秋模様に変更。その他一部表現の変更などが施されている。
06年当時の持田香織の歌唱はかなりクセの強いもので冒頭もなんとも形容しがたい発声をしていたが、今回は普通にトゥルットゥットゥーと歌っており、改めてあのパートはトゥルットゥットゥーだったことが判明した。全体に発声がスッキリとしたため、個性派ポップ色が強かった原曲よりもスッキリと気持ちよく聞けるJ-POPに生まれ変わったような印象。割と普通にバンドサウンドな上にELT名義でも無いときは無いギターソロがバッチリ登場してしまうため、なんでこのギターが伊藤一朗じゃないんだ…と思ってしまうところはちょっと残念。
★★★★☆
まだスイミー
持田香織
2019/10/08 ¥250
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