2020年3月9日
配信限定
名前に引っ掛けて「39」(サク)の日に友人である篠笛奏者の玉置ひかりとコラボレーションし制作した新曲として発表された。
花光る
作詞:林田こずえ、作曲:玉置ひかり、編曲:井上公平。友人の玉置ひかりとコラボレーションとだけ公式には紹介しているのみだが、ニュースサイト等では作詞の林田こずえは実姉だと公表されている。ただ表向きには非公表のまななのか本人コメントでは姉については一切触れていないのは父の時と同じ(デビュー当時から林田尚親が父親だというのもニュースサイトではさらっと出ていたが本人はコメントしていない)。しかしここまで来るともう本名の苗字が林田さんなのはバレバレに…。また玉置ひかり側の公式では自身が所属するSAKURA J SOUNDSから他にも箏で石本かおり、17絃で松井咲が演奏参加し、 編曲の井上公平がAUN Jクラシック・オーケストラ所属で太鼓演奏も担当している事が明かされており、ほぼ詳細な演奏者が明かされている。
姉と親友という身内制作となった今作は篠笛がそのまま生かされたド和テイストのバラード。先日のアルバムでは世界基準風打ち込みポップを展開していただけに和楽器の生音となると方向性が真逆。篠笛と太鼓以外にも和楽器っぽいの鳴っているよなぁ…と思っていたら玉置ひかり側の公式に箏、17絃も入っていると書いてあったのでそういう事か。和風である以外に強く印象に残るメロディーでもないがなかなかJ-POPのアルバムの演奏クレジットに出てこないような楽器が並んでいるので(和楽器バンド辺りなら普通に使っているだろうけど)、聞こえ方も新鮮だ。ただ次のアルバムにも入らなそうというか入ったら浮きそうなくらいド和風で厳かな雰囲気だな…。ミュージカル路線やスタイリッシュ打ち込みポップ路線よりは和風シンガーって他と被らなくて面白そうではあるけど。
★★★☆☆
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