2020年8月31日
配信限定
初登場6位 売上1.6万DL
3月の「生きる」以来の配信シングル。
発売は事前に告知されていたが、いざ配信されてみるとどういうわけか前作「生きる」が1曲目、「きらきらひかる」が2曲目とバンドル配信され、カラオケバージョン「きらきらにひかる-instrumental-」が別商品として単独配信されるという謎の事態となった。
公式には特に何の説明も無く、配信案内でも「きらきらにひかる」しか表示されていないままとなっているが、ディスコグラフィーの中身は1.生きる、2.きらきらにひかる で掲載。Instrumental単独配信はディスコグラフィー非掲載。何故こうなったのかは不明のまま。
1.生きる
SNSで話題になった『100日後に死ぬワニ』とのコラボ楽曲として最終回と同時に発表・発売されていた楽曲。100日後に死んでしまったワニを偲ぶ感動バラード…のはずだったが、最終回直前から異様に盛り上がりTVで取り上げられまくるのに始まり、最終回直後にはありとあらゆるタイアップ展開が発表されるという最終回に向けてあまりに準備されていて手際よくメディア展開が行われすぎた事から逆に不信感を買いまくり、作者もろとも盛大にぶっ叩かれ、いわゆる「電通案件」批判はコラボ相手のいきものがかりにも向けられ、この結果、曲自体も全くヒットせず、下手に触れると巻き込まれるとばかりに一気にメディアは手を引き、さらにコロナ騒動の激化に伴いあっという間に忘却の彼方へと追いやられた。
という事でワニジャケで単独配信されていたが、ここにねじ込んでもう1回出すことでワニ抜きで曲だけちゃんと聞いてくれ…ワニとこのまま共倒れは御免だ…と露骨なメッセージが込められてこんな謎バンドル配信に至ったのか。それとも「きらきらひかる」「きらきらにひかる-instrumental-」のバンドル配信だけするつもりが何かの手違いで「生きる」「きらきらひかる」をセット、押し出された「きらきらにひかる-instrumental-」は別枠扱で納品してしまい今更修正できなくなってえ?最初からこういう形態ですけどNANIKA?としれっとしているのか。
編曲は亀田誠治。曲自体はまあワニバラっていうかなんていうか、感化されて素直にタイアップしたワニに捧ぐバラードっていう感じ。普通にいい曲。
★★★☆☆
2.きらきらにひかる
ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』主題歌。編曲は島田昌典という事で相変わらずストリングスではあるが、サスペンスらしいシリアスさを押し出していつもの王道バラードとは少し傾向の異なる雰囲気に。年齢相応の大人っぽい雰囲気も出ているようにも感じるがそれでもいつものを外れるような勢いはなく「WE DO」で再スタートしたあの勢いは何だったんだろう。普通にいい曲。
現実問題として攻めのゆずとは対照的な守りの姿勢のいきものがかりが売上でも対照的な結果になってきているところは興味深い。アルバムも6万しか売れなくなってて大差ついてきてるんだよな。ストバラ仲間のコブクロでももう少し売れるだろうし。
★★★☆☆
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