クラクトリトルプライド/夏川椎菜

2021年1月6日
初登場6位 売上0.65万枚

B08N2MBWFJ

前作から4ヵ月ぶり。
初回盤はMV+TV-SPOT収録DVD付。

1.クラクトリトルプライド

作詞は本人、作曲は田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)、編曲はHAMA-kgn。アレンジャー1人オケ制作だがコーラスには作詞作曲編曲の3者が勢ぞろいして参加。HAMA-kgnが作曲編曲を一緒に手掛けての提供は過去に複数あったが編曲のみは珍しく、今回作曲はUNISON田淵で先輩スフィアと4人ソロには一通り提供していたがTrySail勢には初だろうか。

まくしたてまくり系のかなり忙しない楽曲で特にアレンジがごちゃごちゃしまくっててうるさいほど。しかしこのハチャメチャ感としっかり聞かせてくるメロディーの良さもあって割とクセになってくる曲。大雑把には前作が提供者のボカロの人そのまま過ぎた(曲もセルフパクリ状態だったし、歌詞も自分の言葉のまま過ぎた)のを修正して、本人もリスナーも求めていたのはこれだよこれ!というところを見事に突いてきたようなそんな1曲。けっこうくだけた言い回しも目立つが前作では気になるところしかなかったのがさすが本人作詞でちゃんと夏川椎菜の言葉になっていて夏川椎菜の曲になっているんだなという当たり前といえば当たり前なんだけど前作はやはりその基本が出来ていなかったなと改めて思った。
★★★★☆

2.That’s All Right!

作詞作曲編曲は山崎で真吾でコーラス以外は1人オケ制作。ここのところ人間味を出す方向性だったのでそんなにやっていなかった割と明るくかわいさもあるポップナンバー。相変わらずアレンジがゴッチャゴチャしているが、自身の好きな方向性を探求した結果たどり着いたのがこういうゴチャゴチャしたところだったのだろうか。
★★★☆☆

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