2020年3月18日
Type-A,B,C,劇場盤
初登場1位 売上120.0万枚
前作から5ヵ月ぶり。
前作同様にA,B,C,劇場盤の4種でA,B,Cにはイベント参加券封入の初回盤、生写真封入の通常盤で合計7種。
これまた前作同様にC/W1曲削減の全2曲(+カラオケ)仕様で、2曲目のC/Wが4種異なる。
A,B,CのDVDも2曲目のMVが異なる。
これまで春のシングルは姉妹グループ単独名義の楽曲や坂道(46)とのコラボ(坂道AKB)での楽曲などメンバー総動員スタイルの収録内容になっていたが今作は通常営業(削減モード継続)のままとなった。
最後の1期生となった峯岸みなみの最終参加作。4月に卒コンの予定だったが延期となったため卒業も時期未定の延期となった。
また売上は安定の初動ミリオンを突破したものの2週目は16位4495枚と驚異的に数字を落とした。
CD/DVD共通(劇場盤はCDのみ)
1.失恋、ありがとう
メンバー構成はAKB48回帰傾向で今回も各グループからは1名ずつ、NMB48のみ2名と最小限に絞られ、一時期のような前列付近がこぞって姉妹グループのセンターエース格状態はこのまま脱せそう。ただAKB48の方もエース候補が早期卒業、姉妹エースで埋まっていた頃に背後の後列でくすぶったままフェードアウトし続けていたため、結局知らない人ばかりになってくるという状態ではあるがこれはもう自業自得だったのでこれから少しでも長くエース級を前に置いてならしていくしか…。
またしても新センターで今回は山内瑞葵。さすがに連続して早期卒業は無いとは思うけど鮮烈すぎた前作からするとフツーに感じてしまうのは仕方ないか。楽曲自体は昔ながらのレトロなバンドっぽいポップナンバーで馴染みやすく聞きやすい。変にかっこつけず、いつもの48感も無い適度な新鮮さが絶妙でなんだかんだAKB48、まだまだ楽曲面で楽しませてくれそうな予感は存分に感じられる。というか少し前だとシングルでこういうさっぱりした雰囲気の曲はなかなかやれずに派手な方向派手な方向だったと思うのでむしろここからなのではないか。
MVは一応ソフトバンクの5G新コンテンツとして、選抜メンバー18人それぞれが主役となる別バージョン「多視点ミュージックビデオ」も制作という事でメンバーそれぞれが個室で歌っているという表題曲ならではの金のかけ方もしてはいるんだけど、トータルで見るとスタジオダンスシーン&個別シーンというあまり表題曲らしさのない量産型C/WのMVみたいな感じがしてしまう。
★★★★☆
Type-Aのみ
2.また会える日まで(峯岸みなみ卒業ソング)
岩立沙穂、岡田奈々、北澤早紀、込山榛香、篠崎彩奈、向井地美音、村山彩希、茂木忍
峯岸みなみ卒業ソングという事でメンバー表記があいうえお順ではなく峯岸の名前が単独で1段上に記載される表記になっている。実際ほぼ峯岸のソロ歌唱でサビ部分でメンバーが声を重ねてくるという程度のボーカル編成。最後まで残った1期生だけあって、色々あったとはいえそれなりに破格な待遇となっている。ただ1期生最年少でもあり、既にゆかりのあった全盛期メンバーは誰もいないのでお見送りメンバーは長期在籍メンバーではなく、峯坊主による降格以降研究生から新たに復活させたチーム4キャプテンとして率いていた時代の後輩メンバーたちという構成になっている模様(過去のMVがある曲だと「ハートの脱出ゲーム」(『ラブラドール・レトリバー』C/W)でのチーム4の面々)。JPN化の過剰進行によりチーム曲自体が間もなくほぼ作られなくなり、劇場公演以外では今誰がどのチームにいるのかもほとんどMVという記録で残されなくなってしまっていたのでなんだかピンと来なかった。
楽曲自体は定番の卒バラ。ほぼソロ歌唱だが元々ノースリーブスのソロパートやソロ曲で安定した歌唱力を見せつけていたので安心感があるし、ソロ歌唱パートがある曲もたぶんノースリーブス以来なので7年ぶり。なんだか懐かしい。MVも含めてみるとけっこう大人になったんだなと改めて思った。
★★★☆☆
Type-Bのみ
2.思い出マイフレンド(1st Campus)
やたら姉妹グループメンバーばかりのユニット。単純にいつもの若手JPN選抜に1発限りのユニット名をつけているという事だと思われるが20歳前後くらいまでのメンバー中心のようでユニット名からしても大学1年生ぐらいの年齢を中心としているようなイメージなのか。アコースティック感のある爽やかポップス。MVは高校の写真部のメンバーがSNS投稿をしているうちにリアルにアイドルデビューしていくという物語風。今回MVとしては1番印象に残りやすいかも。
★★★☆☆
Type-Cのみ
2.ジタバタ(Team 8)
チーム8の選抜。チーム8曲も年1レベルになっていたが久々の2作連続。今作の中ではカッコいい感じのダンスナンバー。MVも暗めの白と黒基調の激しいダンス映像となっていて、チーム8もかなり大人っぽくなってきた事を感じる。
また自粛生活におけるおうち時間企画としてメンバーが自宅でダンスした自撮り映像を組み合わせたエイトちゃんのおうち時間 ver.、これを選抜荒れていない清水麻璃亜を中心としたメンバーでパロディしたドタバタVer.といった派生の簡易MVも公式にアップされた。
★★★☆☆
劇場盤のみ
2.愛する人
ほぼ選抜と同じだが微妙に入れ替わったメンツによる合唱バラード。毎年恒例だったアルバムのラストにでも入っていそうな曲だがなんでこんなところに…?と思ったが、2019年11月27日放送の日テレ系『ベストアーティスト2019』出演時の「ハモリメドレー」企画内でこのためだけに秋元康が書き下ろした楽曲!として披露した楽曲だったらしい。ビミョーに今作の選抜とメンバーが入れ替わっているのも昨年11月の選抜だったためか。そしていつものバラードよりなんだかコーラスしている感じがするのもハモリメドレーだったからか。
★★★☆☆
キングレコード (2020-03-18)
キングレコード (2020-03-18)
キングレコード (2020-03-18)
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