umbrella/Dropout /SEKAI NO OWARI

2020年6月24日
初登場3位 売上4.7万枚
最高位不明 売上6.9万DL(umbrella)

18年2月『サザンカ』以来のCDシングル。

当初5月27日にベスト盤と同時発売予定だったが新コロ延期となり、発売日未定となった。
その後今作のみ6月24日発売が決定し、ベスト盤は来年まで延期となった。

「Dropout」は3月31日、「umbrella」は6月1日に先行配信された。

初回盤Aはメイキング映像『umbrella Recording Making』収録DVD付。
初回盤Bは「Dropout/umbrella」と曲順を入れ替えた仕様で、『Artist Photo Shoot Making』収録DVD付。

1.umbrella

ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」主題歌。当初春クールのドラマ予定でドラマ開始1ヶ月半ほどで発売される予定だったが結局ドラマが新コロ延期のまま夏クールへスライドしたため、今作の発売も1ヵ月延期になったがそれでもなおタイアップドラマ開始1ヵ月以上前の発売…という事態になった。

作詞はFukase、作曲はFukase,Saori共作。メンバーの演奏はSaoriのピアノとNakajinがギターとプログラミングだけでなくベースとglockenspiel(鉄琴)も担当。加えて海外ドラマーと佐藤帆乃佳ストリングスがサポート参加。打ち込みバンドから始まっていたこのバンドも制作集団化を経ていつしか曲によっては生演奏のサポートも加えるようになって自由度が広がった。今回はかなりサスペンス風というかヒリヒリとしたスリリングさを感じさせる楽曲だがこれはタイアップ先ドラマが復讐劇であるのにかなり合わせたためと思われる。発売前にドラマが始まらなかったので何とも言えないところだが恐らくかなり似合う主題歌になっている…はず…。

しかしサウンドセレクターのはずのDJ LOVE氏は当初の説明では音色を決めているという打ち込み前提だった時代の担当仕事だったはずだが、打ち込み比重が少なくなるとやる事無くなるのでは…という謎が。ギターやピアノなど生演奏の出す音色まで細かく決めているのだろうか(それは楽器そのものの選定やアンプとかミックスの話になってきてもうテックとかエンジニアの領域になって話が変わってくるような…)。
★★★☆☆

2.Dropout

作詞はFukase,TAS、作曲はFukase。全英語詞ナンバー。ほぼNakajinのギタープログラミングパーカッションで構成されていてSaoriも不参加。au 5GのCMタイアップはついているが洋楽テイスト+制作集団っぽさが出た感じ(必要なければメンバーの演奏参加もなし)。
★★★☆☆

3.周波数

作詞作曲はSaori。プロデュースとアレンジは蔦谷好位置との共同名義。楽器編成はシンプルでNakajinも珍しくギターのみ、Saoriのピアノ、サポートで門脇大輔のバイオリン&ビオラ、関口将史のチェロといったストリングスを入れたのとコーラス3名のみ。TOKYO FM開局50周年アニバーサリーソングだが完成前に緊急事態宣言になったので、リモートで制作されたとされる。5月27日発売予定だったのに4月8日時点でまだレコーディングしていなかったとはかなりギリギリだったんだな…。確かにベストと同時発売は決定していたのになかなか詳細出ないなとは思ったけど。

ていうか彼らセカオワハウスで共同生活していてメンバー結婚後も行き来して共同生活を極力維持していたはずなので宅録環境も整っていて蔦谷好位置とのやり取り以外にリモートする必要なくないか?さすがに緊急事態宣言下ではセカオワハウスではなく各家庭の方でステイホームしていたという事だろうか。

曲自体はラジオタイアップだけにけっこうキラキラしていてポップな印象。C/Wなのに表題2曲より明らかにポップというのは…。
★★★☆☆

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